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「天空のポピー」を見てきました

投稿日 2019年06月10日

古道の越えし山嶺に、ポピーの花びら風に揺れおり

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「天空のポピー」会場の様子

奥に駐車場や屋台が見える

 

関東の入梅前。6月3日に「天空のポピー」を家族で見てきました。

 

天空。つまり山の高いところ。ポピーはケシ科の花で、庭で咲いていたり、畑一面に咲かせている家があったりして、よく見かける花です。その名前とともに、大きくて薄い花びらが風にゆらぐ姿は可愛いものです。色は白から真っ赤までいろいろあるようです。

 

この「天空のポピー」は、開催時期が5月中旬から6月初旬までと短いのでのんびりしていると好機を逃します。場所は埼玉県の東秩父村と秩父側の皆野町にまたがる山の稜線付近です。山に登る人には、大霧山と秩父高原牧場の間と言えば分かりやすいでしょうか。

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牧草地の斜面を利用したポピー畑はすがすがしさを感じる

 

アクセスは東秩父村側からの場合は落合橋から県道11号に入り、橋場から少し急な林道を登って、すこし秩父側に降りたところです。秩父側からの場合は皆野から三沢の県道82号を走って二十三夜寺手前の目立たない三叉路を左の山側に登ってゆきます。いずれも舗装されたよい道です。会場に大き仮設の駐車場があり数百台は停められるでしょう。屋台が数軒出ていて空いた小腹を満たせます。仮設ですがトイレもあります。期間中は多くの客でにぎわうようです。

 

このポピー畑はもともと牧草地であった草原を利用したものと思われます。そのため斜面ですので上から見下ろしたり、下から見上げたりと、さまざまな角度でポピー・ウエーブを楽しめます。青い空や周辺の山をバックにポピーの赤が映えます。

 

一回りしてポピーを堪能したところで、屋台のテーブルに座って秩父名物の「味噌ポテト」をいただきました。この味噌ポテトは秩父市が「ポテまる」くんというイメージキャラクターで宣伝しているように、秩父自慢のようです。サクサクのころもに覆われた柔らかいポテトに甘い味噌をかけてあります。ここの屋台のは4つ串に刺してありました。

 

秩父のご自慢とあってとてもおいしかったので、秩父市内で食べたらさぞおいしかろうということで、見学を済ませて秩父に降りました。三沢から秩父一番札所の四番部寺にお参りして、秩父市内のお店に入りました。ところが食感が全く違い、これじゃ屋台のほうがおいしかったねということになりました。店によって違うようですね。まぁ、ポピー会場のほうがお腹がへっていたということもありますが....

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秩父神社の社殿 見えているのは子育ての虎

この社殿の四面には子育ての虎(左甚五郎作)、お元気三猿、

北辰の梟(ふくろう)、つなぎの龍(左甚五郎作)のみごとな彫刻が見られます。

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秩父まつり会館の展示

秩父夜祭の山車

3D映画やプロジェクションマッピングで迫力のある展示内容

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長瀞のハナビシソウ園

ポピーに似た花でこちらは黄色

夕方には眠る(花を閉じる)性質があるので

見学は陽の高い時間帯がよい

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長瀞の岩畳に佇む娘

対岸の岩壁は赤壁

 

そのあと秩父神社、秩父まつり会館を見学し、長瀞のハナビシソウ(ポピーに似ているがこちらは黄色で小振り)園に寄ってから石畳で遊んで帰途につきました。一日たっぷり遊んだ一日でした。

 

 

寄居 -> 落合橋 -> 橋場 ->「天空のぴピー」会場 ->  三沢 -> 秩父札所四萬部寺 -> 慈眼寺 -> お花畑駅 -> 秩父神社 -> 秩父まつり会館 -> 長瀞ハナビシソウ園 -> 長瀞岩畳 -> 寄居

 

 

 

 

(熊五郎)

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