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白石から堂平山、笠山 2017年02月11日 晴れ 3名

投稿日 2017年02月14日

堂平山と笠山は秩父の玄関口、東秩父村とときがわ町との境の山です。いつものメンバーで東秩父村の白石から登りました。

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(画像を一度左クリックし、次に右クリックして新しいタブで画像を開いて拡大してご覧ください)

白石から白石峠、堂平山、笠山周回ルート

(国土地理院の電子国土地図に情報追加)

 

 

通過時刻

白石車庫駐車地(白石車庫バス停 トイレ横) 8:42

白石峠方面関東ふれあいの道入り口 9:11

関東ふれあいの道石標 9:34

石仏 10:00

白石峠 10:06 休憩 10:15

剣ヶ峰(電波塔) 10:37

堂平山 11:07 昼食 11:40

篭山のコル 12:05

笠山 12:33

笠山神社 12:40

林道(白石車庫方面入り口) 13:07

林道(経塚方面の道標がある) 13:29

白石車庫バス停 13:48

 

所要時間 5時間20分

歩行距離 約13.9Km

 

 

この山は、(何々CPへとある訳のわからない)白い看板が、的確な説明と方向を示しておらず惑わされる危険がありますので、位置判断をしっかりして登る必要があります。全体的に道標や現在地を示す地名などの説明に的確なものが少なく、人気のあるハイキングコースとしては意外なほど整備されていません。また交差する林道や作業道も多く、注意が必要です。

 

我々は白石車庫のトイレ横に駐車し、最短ルートで堂平山と笠山を周回しましたが、一般的には経塚にある駐車場から登る人が多いようです。

 

剣ヶ峰の電波塔下に「剣ヶ峰大神 摩利支天」の石碑がありますが、堂平への道は電波塔の基部手前から壊れかけた木枠の階段を下ります。我々は石碑の奥につづく踏み跡を拾って電波塔の裏に出て間違いに気付き、雪の斜面を正規ルートに戻りました。

 

堂平山から笠山方面への道は、パラグライダーの滑空場の縁にあります。

 

篭山のタルあたりから白石車庫への下山路は、タルからすこし笠山側に進んだところにあります。

 

笠山から白石車庫への下山路は、分岐がはっきりしない(わからなかった)ので、一旦林道まで降りて、林道を歩き、上から降りてきた道の反対側にあるガードレールの切れ目にある(白石車庫方面へ)とある落書きを確認して降ります。再び林道に出たら、こちらには道標があり、少し離れたところから道標に従って白石車庫方面に降ります。

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白石車庫のバス停にある関東ふれあいの道の道標

下の白い看板はあまり的確でない

 

白石車庫バス停近くにあるトイレの横に駐車して歩きはじめました。しばらく舗装の林道歩きです。すぐに笠山からの道を林道で迎えます。近くに「笠山へ」と彫られた石標があります。

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のどかな雰囲気の白石

 

振り返ると、空気は冷たいですが、のどかな白石の村落です。

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白石からの堂平ら山

中央に天文台のドームが見えている

 

白石からは堂平山の山頂にある天文台のドームが見えています。

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林道から分かれて白石峠方面へ

関東ふれあいの道の道標が白石峠を示している

 

林道を進むとやがて関東ふれあいの道の道標があり、ここから山道へ入ります。

二日前に降った雪がたっぷり残っています。

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少し傾斜が出てくるが快適な道

 

少し沢の流れに沿って歩きますが、やがて少し傾斜が増してきます。雪で覆われた道を快適に進みます。雪の道には昨夜の狸の足跡がありました。足跡はどんどん峠に向かって登って行きます。親に頼まれて峠の向こうまで御遣いでしょうか。

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石仏が寒そうに立っている

 

もうすぐ白石峠という道の傍らに、寒そうな石仏。首がとれたのでしょうか。代わりの石が。たっぷりのさい銭がケースの中に。お金持ちのやや痩せた石仏でした。

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白石峠

各方面からの林道が交差している

東屋と槻川源流碑

 

 

白石峠に到着。東屋でゆっくり休みました。ここは白石に流れる槻川(つきがわ)の源流でもあるようです。林道を次々と車が登って来ますが、林道にはたっぷり雪があります。

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電波塔下にある剣ヶ峰大神 摩利支天の碑

堂平ら山へはこの碑の手前(電波塔の基部手前)を左下へ

 

 

白石峠から堂平山方面に向けて歩きだします。電波塔があって剣ヶ峰大神の碑が、電波塔の基部にあります。このピークのほとんどは電波塔が占めていて、大神様は窮屈そうです。ここで左下に道があったのですが、我々は雪の踏み跡に誘われて電波塔の裏へ。間違いに気づいて雪の斜面をトラバースしました。

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堂平山山頂(標高875.8m 一等三角点)と堂平天文台ドーム 

 

 

堂平山山頂は広く、眺めが雄大です。秩父山地の端で、関東平野との境界にあるやまなので、丹沢、秩父の山々、奥秩父の山々、北関東の山々、筑波山、関東平野一円、都心方面。正に360度の展望です。眼下は秩父盆地、小川町や坂戸の街並み。飽きることがありません。

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堂平山からの両神山と秩父盆地

 

この日は空気が澄んでいたほうですが、富士、八ヶ岳、浅間などすこし遠い山々は白雲で囲まれて見えにくくなっていました。

 

 

関連記事: 堂平山からの展望360度

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篭山のタル手前からの笠山

 

堂平山山頂で昼食をとり、隣の笠山へ。笠山は関東平野のやや南寄りから見ると、正に笠の形で、すぐそれとわかる山です。

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笠山(標高837m)から

中央に熊谷市

 

笠山では堂平山の北側にあるため、北関東の熊谷や前橋などが眺めやすくなります

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笠山神社

 

すこし痩せ尾根を辿ると、立派な社と鳥居があります。笠山神社です。下の小川町からの参道があるようです。

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林道のガードレールの落書き

白石車庫バス停へとある

 

笠山からは萩平のほうへ下れますが、我々は白石車庫バス停近くに車を置いたので笠山から直接白石に下りました。

 

一旦登ってきた道を林道まで降りて、林道を少し歩いたところにあるガードレールの切れ目から下り道に入りました。このガードレールには白石車庫方面を示す落書きfがあります。ここに上から道が降りてきているのですが、上のこの道への入り口は分かりませんでした。

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二つ目の林道には立派な道標がある

白石バス停へとある

林道を歩けば経塚に至る

 

 

再び林道に降り立つと、今度は立派な道標があります。林道をそのまま辿れば経塚のバス停に至りますが、ふたたび白石車庫への山道に入りました。

 

しばらく下るとやがて小沢を渡って、白石の民家の脇に出ます。

 

お風呂は小川町のパストリア小川にしました。

 

 

 

 

 

 

(熊五郎)

コメント(2)

  • 狸の足跡に見とれました。なんかピントハズレでごめんなさい。 (agewisdom) 2017/2/14(火) 午後 0:42

  • > agewisdomさん 雪があると狸、キツネ、テン、兎、鹿、イノシシなどの動物が生息していることがよくわかって面白いですよ。 (熊五郎) b2017/2/14(火) 午後 9:08

     

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