![](https://static.wixstatic.com/media/b64c90_2f7b3486833d40d5b64ce74cab7624dc~mv2.jpg/v1/fill/w_288,h_216,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/b64c90_2f7b3486833d40d5b64ce74cab7624dc~mv2.jpg)
投稿日 2009年12月03日
深夜に上越線土合駅に着いた。
駅の待合室で寝袋にもぐりこみ仮眠をとる。大勢の登山客が処狭しと転がっている。異様な光景だ。
この時期は駅前から積雪がある。
小雪が舞っているが風で吹き飛ばされたものだろう。上空は青空だ。
![厳冬の谷川岳2.jpg](https://static.wixstatic.com/media/e34519_c7ef3c2a20904943b197068871a60c6b~mv2.jpg/v1/fill/w_375,h_240,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/%E5%8E%B3%E5%86%AC%E3%81%AE%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E5%B2%B32.jpg)
西黒尾根から山頂(トマの耳)を見上げる
西黒尾根を快適に登る。
夏道よりも、よっぽど歩きやすい。
振り向くといつも白毛門が微笑んでいる。
![厳冬の谷川岳3.jpg](https://static.wixstatic.com/media/e34519_88f9195ef4be4f7a969f07f878213bdd~mv2.jpg/v1/fill/w_375,h_230,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/%E5%8E%B3%E5%86%AC%E3%81%AE%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E5%B2%B33.jpg)
登ってきた西黒尾根を見下ろす
ラクダの背を越えたあたりでアイゼンをつける。
冷え込んだせいか、アイゼンがよく効く。
西黒沢側に雪ッピが出ている。
![厳冬の谷川岳4.jpg](https://static.wixstatic.com/media/e34519_f55f9647a1394b7ab9c59c2ba920f571~mv2.jpg/v1/fill/w_94,h_61,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/%E5%8E%B3%E5%86%AC%E3%81%AE%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E5%B2%B34.jpg)
谷川岳山頂(トマの耳) このカンバンは今は無いようだ。
山頂からはかなり遠望が効いた。
新潟県側にはうっすらと雲海が広がっていた。
主稜線が白く輝きうつくしい。見とれてしまう。
![厳冬の谷川岳主稜線パノラマw.jpg](https://static.wixstatic.com/media/e34519_524094e1824f486cbdaeaebf23a38800~mv2.jpg/v1/fill/w_132,h_46,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/%E5%8E%B3%E5%86%AC%E3%81%AE%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E5%B2%B3%E4%B8%BB%E7%A8%9C%E7%B7%9A%E3%83%91%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%9Ew.jpg)
谷川岳山頂から国境稜線を眺める(左から川棚の頭、オジカサワの頭、遠くに苗場山)
肩ノ小屋近くのケルンで昼食をとり、天神尾根を下降した。
(熊五郎)
コメント(2)
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駅の階段だって登るのは嫌いなのに、山に登ることなんか考えられない人生でした。それなのにこのよそよそしい表情を見せる雪の稜線の写真を何度も開いてみてしまうのは何なのでしょう。人の力の及ばない美しさ、そんな言葉さえ無意味かも知れませんね。山に登る人の気持ちが少しだけわかったような。agewisdom 2009/12/3(木) 午後 11:34
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agewisdomさん、この写真は20年前のものですが、今この山に登っても、ここから見える山々の形や重なりは、まったく変わっていないでしょう。大自然が営々と刻み続けたこの地表のしわでさえ、人間にはその動きは見えず、真似のできない壮大さと美しさがあります。それに惚れるのかも知れません。(熊五郎) 2009/12/4(金) 午前 0:17