ツアー遭難に思う

投稿日 2009年07月21日

先日北海道のトムラウシで遭難がありました。高齢で人数の多いツアーだったようですね。

 

そこでツアーによる登山の危険性を考えてみました。

 

ツアーでは知らないもの同士の集まりになることが多いと思いますが、人間の心理として、自分が危険を感じていたり、具合が悪くなっていても、ツアーに迷惑がかかるためになかなか言い出せないと思います。かなり具合が悪くなって動けなくなったときに、初めて気づいてもらえるのでしょう。ガイドも日程をこなすために必死です。団体行動での人間の心理。そこに危険が潜んでいると思います。

 

我々の場合は、多くて3人。気の知れたもの同士です。行動、行程は、メンバーの中の一人の状態で決めます。一人が足が痛いといえば、それに合わせて歩きます。自分の状況を気軽に申告し、メンバーはそれを元に臨機応変に行動することが必要と思います。

 

登山では何を優先するか、何に価値を感じているかを確認し合って登るのが大事と思います。あのピークを必ず踏むとか、計画通りすべて歩き通すとか、明後日には必ず帰宅しなければならないとか。目標や都合が優先になることが多いものです。しかし登山は自然相手であり、身体をフルに活動させる行為。予定通りにいくことはまれと考えておいたほうがよいと思います。ましてや、自分以外のメンバーがいる場合、相手の健康状態を最優先に考えるのは言うまでもありません。

 

ほかにいろいろ遭難の要素はあると思いますが、
とにかく余裕のある登山を楽しみたいものですね。

 

(熊五郎)

 

コメント(2)

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    最近の中高年の登山ブームに警鐘をひとつ。最近赤岳に行った折り、熟年を越えた「老人」30人以上のパーティーに遭遇した。そこで感じた二つの問題点。まずガイドのリードの仕方とマナーの悪さ。老人なのだから歩くのが遅いのは当たり前。しかし、ガイドは急な下りでも「後がつかえますから早く降りて下さい!」と叫ぶ。バスの乗り降りもままならない人達にだ。後ろは大渋滞。流石に心優しい山屋もイライラ。危険を回避するためにも数人ずつ降らせ、他の登山者数人に譲る。そうすれば良いのだ。二点目は熟年登山者の装備。身なりや歩き方から「初心者」と分かる、そういう人達が高価で重いカメラを首に下げて(ひどい人は長ズーム付き)固定もせず、バランスを求められる鎖場を登っている。登山を甘く見ているとしか思えない。自分の力量・技術に合った装備で行動するべきだと思う。またガイドはその時点で注意を促すべきだ。先の大雪山の件は登山歴が長いにも関わらず悲劇は起きている。山を愛する人が増える事は結構な事。しかし、何事にもブームで判断する日本人の悪癖。以上の基本的な点からの認識を徹底しないと今後も悲劇は繰り返されると思う。【寸止めの政】2009/7/22(水) 午前 10:39

  • 寸止めの政さんコメントありがとうございます。山も多くの人に楽しんでもらいたいと思いますが、歳をとってから始めた山は、ハイキング程度にしておいたほうがいいと思っています。やはり若いときから登っていると、山との付き合い方が分かっていますし、歳をとるまでに自分の登山スタイルというようなものが決まっていないといけないと私は考えています。若いときは無茶もしましたけどね。レジャー感覚、他人に頼る登山は危険ですね。(登山はレジャーやスポーツか? これも考えてみたいと思います。)【早撃ちの政】2009/7/22(水) 午前 11:19