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![](https://static.wixstatic.com/media/b64c90_2f7b3486833d40d5b64ce74cab7624dc~mv2.jpg/v1/fill/w_288,h_216,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/b64c90_2f7b3486833d40d5b64ce74cab7624dc~mv2.jpg)
投稿日 2009年07月05日
今回は二子山です。
一部が群馬県にかかっているので、書庫「上州の山」に入れています。
一時期通うように登った山ですが、その姿といい、岩稜といい、これほど面白い山は類を見ません。
名前が示すように西岳と東岳の二つの峰をもつ岩山です。ロッククライミングでも有名です。
ルートは坂本から股峠に入り、東岳または西岳に登ります。東岳は一般道でも少しアクロバチックな
ところがあります。西岳へは北に回りこむ一般道と、直登するルートがあります。直登ルートは3級
程度のクライミングとなりますが、この山は石灰岩でできており、石灰岩特有の雨によると思われる
侵食(鋭くとがっていたり、穴があいていたりします)があり、ホールド、スタンス共に豊富で容易
に登れます。クサリ等の補助は無いので、高所恐怖症の方は避けたほうがよいかも知れません。
西岳は、稜線上はもちろん、岸壁の基部にも道があります。クライマーが利用する道かも知れません。
ローソク岩も容易に登れます。また、西岳岩稜の途中から岸壁基部へ戻れる下降ルートがあります。
よく見ると目印のテープがありますが、探して歩かなければたぶん気がつきません。このルートは
クライマーが登頂を終えて戻るための下降ルートです。急斜面ですが、潅木の根元をつかみながら
下ることができます。
股峠にはカタクリの小さな群落がありましたが、今はどうでしょうか。
この山は、ちょっと山が恋しくなったときに、気軽に登れ一日楽しませてくれる山です。
![二子山.jpg](https://static.wixstatic.com/media/e34519_1340981351084e51a2d13b30e4859cdd~mv2.jpg/v1/fill/w_545,h_385,al_c,lg_1,q_80,enc_auto/%E4%BA%8C%E5%AD%90%E5%B1%B1.jpg)
カシミール3Dによる描画
![PICT0072.jpg](https://static.wixstatic.com/media/e34519_4d540b964533464da13eae9327989bd4~mv2.jpg/v1/fill/w_93,h_60,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/PICT0072.jpg)
B地点からの二子山全景 鞍部が股峠
![PICT0073.jpg](https://static.wixstatic.com/media/e34519_1767e0ea1fc74b9b92acd360e22a3579~mv2.jpg/v1/fill/w_91,h_59,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/PICT0073.jpg)
A地点からの西岳 中央手前にニョキッと出ているのがローソク岩
![PICT0074.jpg](https://static.wixstatic.com/media/e34519_eae810ecc0ed4b52a17f14eb26cc3ea3~mv2.jpg/v1/fill/w_93,h_60,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/PICT0074.jpg)
A地点からの東岳
入山は自己責任で。最新の情報を入手して。
(熊五郎)
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