Nooelec NESDR SMArt v4 SDR + HX240

​投稿日 2021年05月03日

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NooelecのSDRドングル NESDR SMArt v4 SDR

アマゾンで4500円くらい

しっかりしたアルミのエンクロージャー

25MHzから1700MHz

今はやりのSDRを購入してみました。購入したSDRのドングルはnooelecのNESDR SMArt v4 SDRという物で、アマゾンで4500円くらいです。しっかりしたアルミニウム製エンクロージャで、0.5PPMのTCXO、SDRのチップとしては標準のRTL2832UおよびR820T2ベースです。USBに直に挿入するドングル型で、アンテナ側がSMAコネクタになっています。

周波数範囲は25MHzから1700MHzです。この範囲ですとアマチュア・バンドとしては28Mバンド、50Mバンド、144Mバンド、430Mバンド、1200MHzバンドが入ります。これだけでも遊べそうですが、最近はLF/MF/HFアップバーターも市販されています。HAM IT UPなどがそれで、中短波帯の周波数を変換してくれます。こちらは6000から8000円くらいするようです。

HAM IT UPを購入すれば手軽に短波帯のアマチュアバンドが聞けますが、昔、東京ハイパワーが出していたアップバーターも使えます。周波数は3.5、7、14、21、28MHzのみですが、HX-650は50MHzに、HX-240は144MHzにアップコンバージョンしてくれます。当局は以前オークションで入手したHX-240を所有しているので、つないで聞いてみました。

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東京ハイパワーのアップバーター

ときどきオークションで見かける

HX-650とHX-240の二種類あるがこれはHX240でIFが144MHz

送受信可能なアップバーターだが今回は受信に使用

3.5MHz, 7MHz, 14MHz, 21MHz, 28MHzの各アマチュアバンドを144MHzに変換してくれる

プリアンプも内蔵

​アマチュアバンドを聴くだけならこれで十分

さて、このSDRですが、受信するためにはSDRソフトが必要です。パソコンでもスマホでも使える様ですが、今回はフリーソフトのSDR#(SDRSharp)を使ってみました。SDRソフトとしては有名です。ドライバーを含めたインストールの仕方や操作については他のHPにお任せするとして、今回はHX-240を使っての7MHzバンドの受信の様子を紹介します。

なお、50MHz, 144MHz、430MHZ、1200MHzの各アマチュアバンドのSSB, CW, NFMは当たり前のように受信できますし、FM放送(80MHz帯)の受信も問題ありません。当局は傍受趣味はないのでエアーバンド等については試していません。

まず、SDRドングルにHX-240を接続し、HX-240のアンテナコネクタにアンテナを接続します。アマチュアで一般的なMコネクタからSMAコネクタへの変換が必要です。ドングルのSMAコネクタを傷めないようにSMAのケーブルを介してつないでいます。7MHzのアンテナは地上高20mの2エレ八木を使用しています。次にインストールしておいたSDR#を起動します。

HX-240は7Mバンドを144MHzにアップコンバートしてくれますので、SDR#の受信周波数が144.000.000Hzの場合7.000.000Hzとなります。100KHz以下は直読となりますので、あまり不便は感じません。

SDR#の設定ですが、SourceSにはRTL-SDR USBを選びます。標準チップのRTL2832Uを使っているドングルはこれでよいようです。Radioの設定は、使用する変調モード(NFM、WFM、AM、DSB、LSB、USB、CW、RAWから選んでおきます。7Mバンドのバンドエッジから周波数の高い方向に受信してみますので、まずはCWにしておきます。変調モードを選ぶとBandwidthにデフォルト値が入ります。LSBやUSBでは2400Hz、CWは500Hzという具合です。CWを聴く上で操作上500Hzでは難しいので1000Hzに広げておきます。このBandwidthは無線機のIFフィルターと同じ感覚です。基本的にこれで受信できますが、AGCを有効にしておくこと。音が出なければAudioのOutputの設定を変えてみることが必要な場合があります。また、Zoom FFTでEnable IFとEnable Audioにチェックを入れてIF SpectramとAudio Spectrumを見れるようにしておきます。

受信中の操作としては、目的の変調モードへの切り替えと、そのモードでの適当なBandwidthの設定。周波数の変更。

スペクトラム画面の表示幅(Zoom)の調整くらいです。周波数の変更は上部の数字、左右の矢印、スペクトラム画面のドラッグなどで行えます。左右矢印をクリックする場合の変化量(周波数ステップ)は、CWでは100Hz、SSBでは1KHz、NFMでは20KHzなど変調モードによって切り替えます。

SDR#でアマチュアバンドの7MHzを受信してみました。

Nooelec NESDR SMArt v4 SDRの受信範囲は25MHZから1700MHzなのでHX-240で7MHzを144MHzにアップコンバートしています。

まず144.000.000MHz(=7.000.000MHz)のCWでBandwithを1000Hzくらいに広げて聴きやすくし、徐々に周波数を高い方向にずらしCW信号を受信しています。

Zoomで画面の周波数範囲を広げ同調しやすくしています。

144.042.000付近のFT8の変調音を聴いています。

その後、LSBにしてSSBを受信しています。SSB受信のBAndwidthは3000Hzにしています。

AGCはONになっています。

左下がAudio Spectram、その右側の画面はIF Spectramです。CWではAudio Spectramを見ながら信号のピークが600Hzくらいに来るように調整して聴きます。

周波数の調整(同調操作)は無線機のようにはいきません。

(通信内容保護のため一つの信号をあまり長くは受信していません)​

(JF1VRR)