6FY7 異特性複三極コンパクトロン

投稿日 2015/08/28

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SYLVANIA製 6FY7

テレビ受像機の垂直発振、垂直出力用複三極管

小さな三極部と大きい三極部が組み込まれている

小さいほうがUnit 1で垂直発振用

大きいほうがUnit 2で垂直出力用

 

テレビの垂直発振と垂直出力を一本でこなす球です。

 

異特性の三極部が2つ組み込まれています。ユニット1が垂直発振、ユニット2が垂直出力用です。

 

ユニット1と2は大きく特性が異なります。

 

ユニット1はμが65(実測では70前後)もあるハイμの三極。

 

ユニット2はμが6.0(実測では3から4)ですが、最大プレート損失7Wの電力増幅用の三極です。

 

今回はEp - Ip特性に加え、Eg -Ip特性も掲載しました。と言ってもEg - Ip特性を別に計測したわけではなく、Ep - Ip特性のX軸とY軸を入れ替えただけです。Eg - Ip特性はパラメータがプレート電圧(Ep)です。

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SYLVANIA 6FY7 (346) ユニット1 Ep -Ip特性(実測)

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SYLVANIA 6FY7 (346) ユニット1 Eg -Ip特性(実測)

 

6FY7 No.346 SYLVANIA製 ユニット1 垂直偏向発振用

ヒーター電圧/電流  6.3V 903mA

Ecg -1V Ep 140V 

Ip 2.53mA 

rp 31250Ω

gm 2400us

μ 71.8

 

Ecg -1.5V Ep 160V 

Ip 2.03mA

rp 33330Ω

gm 2320us

μ 71.8

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SYLVANIA 6FY7 (346) ユニット2 Ep -Ip特性(実測)

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SYLVANIA 6FY7 (346) ユニット2 Eg -Ip特性(実測)

 

6FY7 No.346 SYLVANIA製 ユニット2 垂直偏向出力用

ヒーター電圧/電流  6.3V 903mA

Ecg -5V Ep 55V 

Ip 35.4mA 

rp 605Ω

gm 8020us

μ 3.0

 

Ecg -15V Ep 100V 

Ip 21.0mA

rp 943Ω

gm 4620us

μ 4.2

 

Ecg -25V Ep 145V 

Ip 15.9mA

rp 1340Ω

gm 3060us

μ 3.8

 

 

ご注意

この実測データはどのくらい使用されてかわからない中古の真空管で行われています。 

 

 

 

 

6FY7 SYLVANIA No.346

 

 

(JF1VRR)