6AR5 三結 電力増幅用五極管

投稿日 2015/05/19

6AR5はMT管五球スーパーの低周波出力段に使われる球です。

6AR5_三結_1.jpg

6AR5 NEC製

誠文堂新光社 1962 ナショナル真空管ハンドブックより

 

トランス式の一般的なMT管の五球スーパーでは、ほぼこの球が使われたと言っても過言ではないくらいです。

 

オーディオ界では使用例が散見されますが、逆にアマチュア無線界での使用例は少ないようです。変調用としても少々力不足です。

 

当局の場合、6AR5には思い入れがあります。

 

初めて作った並四ラジオに使用したからです。その並四はしばらく私の枕元で鳴っていましたが、その真空管は、ほどなく五級スーパーに流用されました。

 

今回計測に使った6AR5(管理No.111)はその時のもので、この球を見ると中学生時代を思い出します。

 

ラジオは作ってはばらし、作ってはばらししてましたので、あまり使用頻度の多い球ではありません。

 

今回は五極管の6AR5を、三極管接続(三結 スクリーングリッドをプレートに接続)で特性を計測してみました。

 

ヒータ電圧/電流 6.3V  387mA

6AR5_三結_2.jpg

6AR5 三結のVp-Ip特性(実測値)1回目

スクリーン・グリッドをプレートに接続

 

 

代表値 Vp 200V Vcg -20V Ip 15.27mA

6AR5_三結_3.jpg

6AR5 三結のVp-Ip特性(実測値)2回目

Vcg -50Vまで計測してみました

スクリーン・グリッドをプレートに接続

 

代表値 Vp 260V Vcg -30V Ip 15.76mA

 

 

直感的に、非常に素直で、扱いやすそうです。

 

 

 

ご注意

これは手持ちの中古真空管の個体における計測結果です。

計測は精密に行っており、すべて実測データで求めたグラフです。(想像線ではありません)

 

 

 

(JF1VRR)