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7DJ8 ナショナル

 

7DJ8は高周波電圧増幅用の9ピン ミニチュア管です。低rp、高gm、低雑音が特徴で、テレビチューナなどのカスコード接続で使用することを意図しているようですが、オーディオアンプでもよく使用されています。

 

低rp、高gmはEp-IP特性からも見て取れます。各Eg曲線立ち上がり方から高gm、低rpであることを物語っています。高Epでも曲線が寝ない(右に倒れない)ので、高Epにおいても特性を保っています。

 

実測では、Ep 90V Eg -1.3Vにおいて、rpが約2900Ω、gmが10ms(10000μモー)でした。

 

直線性がよいと言われる7DJ8ですが、

 

Ep 250V、バイアス-3V、入力信号電圧1Vで、高調波歪率が0.51%、2次高調波が主体です。

 

6AQ8などと比べても直線性のよいのが判ります。


 

ヒータ電圧6.3V点火のときの特性実測データと、影響については以下をご覧ください。
7DJ8 (6DJ8) 実測データ (10) Triode UNIT 1 Eh 6.3V

 

7DJ8のヒータ6.3V点火による影響

 

6AQ8の実測データは以下をご覧ください。
6AQ8 (17EW8) 実測データ (66) Triode UNIT 1

SIM_7DJ8_10.jpg

備考:
手持ち真空管の固体実測データですので、参考程度としてください。
三定数は規格表の参考値となるべく同じ条件で測定していますが、あまり精度は望めません。
高調波歪率は特定条件における負荷線を6次多項式で近似して計算したものです。



 

(JF1VRR)