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投稿日 2022年11月06日

ツルウメモドキ1.jpg

ツルウメモドキ

群馬長野県境 物見山の山頂にて

2022年11月03日撮影

この時季の山に登ると、いろいろ結実した木や草に出会います。どちらかというと赤い実が多いようです。前回投稿した「マユミ」はその代表格です。

 

今回はどちらかというと珍しい黄色い実の「ツルウメモドキ」です。ツル・ウメ・モドキ」という名前ですが、モドキは「にせもの、似たもの」などの意味ですので、梅に似ているツル植物という意味でしょうか。何が似ているかというと、葉らしいのですが、秋なので枯れ落ちてありません。実は梅には似てませんね。どちらかというと色は違いますが「マユミ」に似ています。木はこれに巻き付かれると迷惑でしょうね。

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ツルウメモドキの実

黄色い皮がぱっくり割れて、中から赤い実がぶらり

黄色い実は皮の色で、三つにぱっくり割れると中から赤い実がぽろりと垂れ下がります。かわいいですね。

 

 

この「ツルウメモドキ」は群馬県と長野県の県境にある「物見山」の山頂で見かけました。ちょうど正面には「マユミ」の大きな木もありました。「マユミ」はれっきとした木ですが、こちらはつる性ですからまったく違います。しかし色はちがうものの実の形が似ているのは面白いところです。

​(雅熊)

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