上信国境 物見岩からのパノラマ

投稿日 2022年11月05日

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上信国境 物見岩からのパノラマ

2022年11月03日 朝9時撮影

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物見岩の位置と登路

登山で得られる感動は、ピークに立った時のすばらしい展望も、そのひとつです。次の条件が重なると、その喜びは大きいものになります。

○快晴で湿度が低く、遠くを見通せる

○近い山とはほどよい距離があり、遠い山を邪魔する山が無い

○見えている山が登ったことのある山々である

つまり、天気がよくて、ピークが絶好の位置にあり、見えている山を知っている。

この条件がそろうと、非常にすばらしい展望に見えてきます。見え方は人それぞれで、とくに見えている山を知っているかどうかが、意外と影響します。知らない山が多く見えていても、それらを知らなければ具体的な景色として見えてこないので、ぼんやり景色を見ているだけということになります。この辺りは、登山経験がモノをいうということになります。

先日、群馬と長野の県境に近い「八風山」(はっぷうさん)に登ったのですが、そのルート上にあった「物見岩」という小さな岩塔に寄りました。名前からして展望がよいことは予感しましたが、いざ登ってみると、その展望の良さはピカイチ!びっくりです。

物見岩の位置は群馬県と長野県の県境ですから、群馬県最奥部と言えます。位置的に、群馬南西部のいわゆる「西上州」という山域。お隣の荒船山。ちょっと遠いが秩父、奥秩父。佐久の山々、八ヶ岳、小さいが南アルプス、北アルプス。浅間山や北毛(吾妻、長野原、軽井沢など)の山々、妙義山や裏妙義の山々など。かなり広範囲の山々が同定できました。これらは40年以上山に登って来た私にとってはよく知っている山ばかり。あれは毛無岩。あれは御座山。あれは南アルプスの北岳かなと、枚挙にいとまがありません。長く山をやってきてよかったと感じた瞬間でした。

​物見岩へは、神津牧場から登るルートのほか、荒船山登山に使われる内山峠の駐車場から登るルートがあります。八風山まで足を延ばすとちょっと遠いという方は、最も好展望の物見岩往復も良いかもしれません。目の前の荒船山艫岩の大岩壁も圧巻です。(朝など時間帯によって影になることがあります)

 

​(雅熊)