荒船山内山峠から艫岩

2021年11月04日 快晴 単独

投稿日 2021年11月07日

紅葉のシーズンとなりましたが、うまく晴れている地域が多いようです。コロナもだいぶ減ってきましたので出かける人も多いようです。今回は若い時に登った懐かしいルートで荒船山に登ってみました。

 

もう40年くらい前になるでしょうか、私が関東に出てきた初期に目をつけた山でした。荒船山と言えばこのルートというくらい、この山の表参道のようなルートですが、もうすっかり現地の様子などは記憶の外。初めて登のと同じです。

荒船山は群馬県と長野県の県境にある山で、その特徴的な山容は遠くからでもそれとわかるへん平型。なんといってもこの山を特徴付けるのは「艫岩」(ともいわ)です。艫とは船尾のことで、スパッと切れ落ちた断崖絶壁は正に船尾を思わせるものです。そこから南に登る稜線は、航空母艦のようにほぼ平。どうしてこんな山がここにと、不思議でなりません。

そんな荒船山の表参道は内山峠からのルートです。言うまでもなく群馬県と長野県の県境で、群馬側は甘楽郡下仁田町。長野側は佐久市です。峠には駐車場があり簡易トイレも設置されています。峠の標高は1000mをちょっと超えたくらいです。国道254号は内山トンネルで抜けていますので、峠は静かなものです。群馬側からでも、長野県側からでも国道254号から分かれた林道が通じています。紅葉のシーズンなどは駐車場はいっぱいになり、みなさん路肩に停め始め、ずらっと並びます。この日もそのような状態でした。

峠からはちらっと艫岩が見えます。道は駐車場の奥から入っています。艫岩辺りから派生した尾根筋はアップダウンしながら内山峠まで下りてきています。道はその尾根筋の南面をうまくピークを避けながら徐々に高度を上げるように付けられています。中間に大きくて目立つ「鋏岩」(はさみいわ)がそびえており、その基部に修験道の道場跡があります。道場から鋏岩の向こう側に廻り込み、兜岩山やローソク岩などを眺めながら進むと「一杯水」に至ります。

一杯水からは露岩の斜面となり注意が必要です。要所要所にロープや鎖があり、段も切ってるので問題なく通過できます。一杯水の水源であろう小沢を見ながら高度を上げるとやがて平坦になり、やや下ると東屋があります、近くの艫岩の絶壁上からは眼下に紅葉が広がっています。

東屋で昼食をいただき、東端の岸壁に行ってみました。こちらからはすばらしい東側の眺めが得られます。物語山、千ヶ平、荒船山東面、毛無岩、トヤ山、遠くに御荷鉾の稜線など。真下には黄色く色づいた相沢道のある尾根がありました。

今回は最高峰の経塚山には行かず、往路を戻りました。

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群馬県と長野県の県境 内山峠から艫岩往復

赤実線:GPS歩行軌跡
(国土地理院電子国土地図に情報追加)

 

 

主な通過時刻:

内山峠駐車場 8:52

鋏岩修験道道場跡 9:56
一杯水  10:30

艫岩(東屋) 10:50  (昼食) 11:40

内山峠駐車場 13:21

所要時間:4.5時間
総歩行距離:7.6km​

 

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国道254の駐車場から見上げた荒船山艫岩

右の三角は鋏岩​

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内山峠の駐車場

紅葉シーズンはいっぱいになり、路肩駐車も増える

​駐車場には簡易トイレがあり、その奥に登山道が入っている

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途中から眺めた艫岩と鋏岩(右)

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荒船山の南端にある経塚山(飛び出たピーク)

​今回は行かなかった

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徐々に艫岩が近づいてきた

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艫岩から見下ろす内山峠からの尾根筋

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艫岩東端から東側の眺め

黄色く色づいている尾根は相沢道のある尾根

中央遠くに物語山

​その手前右に千ヶ平

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艫岩東端から、荒船山の東面を眺める

​少し飛び出た岩は毛無岩

トヤ山の稜線

​遠くは御荷鉾山方面の稜線

(雅熊)