西吾野から岩井沢林道経由でブナ峠、柏木尾根下降 2021年03月24日 晴れ 2名

投稿日 2021年03月26日​

今年は桜が早く咲きました。新緑も早めになるのでしょうか。里の新緑はそろそろ始まるかといった程度。低山でもまだ早いようです。ただ、山里の民家の庭先や、低山の尾根末端斜面などでは春の芽吹きがはじまっています。名前は分かりませんが、みずみずしい新芽が地面から顔を出し始めています。

 

そんな時季ですが、またまた飽きずに西吾野に向かいました。奥武蔵にはまだまだ興味をそそられるルートがいっぱいです。今回は、車を芦ヶ久保駅の駐車場に置いて、西吾野駅まで二駅電車移動。高麗川の支流北川に沿って山里を歩き、上流の岩井沢からブナ峠まで辿ってみました。ほとんど車道または林道歩きですが、稜線の武蔵グリーンラインに出る直前が少し山道になっています。その山道に入るところに刻字の馬頭観音(右 ぢこうみち と刻まれている)があります。

北川沿いの道ですが、西吾野駅到着が9時15分ごろで、ブナ峠到着が12時20分ですので、約3時間歩きました。間野、中組、柏木、藤原、岩井沢と山里を通過していきます。梅がそろそろ終わりで、交代に桜が見ごろでした。足元は水仙やサクラソウ、タチツボスミレ、ムラサキダイコンソウなど、彩り豊かです。まだ梅の香りも漂ってきますし、そこに沈丁花の香りも混ざります。ひときわ目立つレンギョウ。ミツマタは淡い色の花を付けています。

北川沿いの山里には、白山神社、全昌寺、嘉多川神社、岩井沢観音堂などがあり、時間に余裕があればひとつひとつ寄ってみたいところです。我々は駐車地を芦ヶ久保駅の無料駐車場にしましたが、北川沿いには何か所か止められそうなスペースがありました。特に喜多川神社入り口付近に広いスペースがあり、トイレもあります。

ブナ峠は平日とあってバイクも通らず静かでした。石田波郷の歌碑で昼食をとり、少し飯盛峠側に歩いて、途中から柏木尾根に入りました。柏木尾根の道は地図では実線になってますが、下りの入り口には道標はありません。ガードレールがちょうど開けてあり、赤テープがあるだけです。下降し始めるとすぐに弥衛門地蔵でしょうか、三つの石碑があり、一つは怖い顔をした青面金剛のようないで立ちの石仏です。これは道標を兼ねており、側面に太加山(高山不動)、川越、志かうじ(慈光寺)、ちちぶみちと刻まれています。昔は盛んに往来があったのかも知れません。

この柏木尾根の道は踏み跡は明瞭ですが道標はありません。尾根筋を離れて南面を巻くようになると、やや不明瞭になり、最後の斜面は杉落葉で隠れて不明瞭な箇所もあります。最後は柏木のお茶畑の上に出て、岩井沢林道に降り立ちます。

​南面の明るい山里ののんびりした散歩でブナ峠に至り、柏木の尾根道で一気に下るルート。一日ゆったり楽しみました。

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埼玉県飯能市 西吾野駅から北川、岩井沢沿いにブナ峠

柏木尾根下降

赤実線:GPS歩行軌跡
(国土地理院電子国土地図に情報追加)

 

主な通過時刻:

西吾野駅 9:15
全昌寺 9:47
岩井沢観音堂 10:33

山道入り口(馬頭観音) 11:19

ブナ峠 11:51 (昼食)

柏木尾根入り口 12:33

柏木 13:23

西吾野駅 14:25

所要時間:5時間
総歩行距離: 14.5km

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北川沿いの道を歩く(振り返って写す)

西武秩父線Laviewが通過

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​北川を渡って右へ

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北川小学校の校舎

​廃校後再利用されているようだ

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山里には暖かい陽が降り注いでいた

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柏木尾根の入り口

​目立たないが道標がある

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喜多川神社入り口にあるトイレと駐車スペース

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岩井沢観音堂

​最近新しくなったようだ

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林道が終わり山道に入るところにある馬頭観音

​右面に「右ぢこうじみち」と刻まれている

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ブナ峠

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柏木尾根の道に入ってすぐにある石碑

左の石仏は道標を兼ねている

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柏木尾根からブナ峠方面を眺める

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柏木尾根の末端

柏木のお茶畑の上に出る

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愛らしい馬頭観音

天明三年は飢饉と浅間山の噴火で大変な年

​(雅熊)