20200406_掃部ヶ岳と杏ヶ岳09.jpg

群馬県高崎市 榛名山掃部ヶ岳(かもんがたけ)付近(西峰寄り)からの眺め

2020年4月6日撮影

 

1000m級の山にとっては4月上旬はまだ春は遠いようです。低木で少し緑を出している木もありましたが、ほとんどの木はまだまだ冬枯れ状態。その分木々の梢から遠くの山が見通せます。

 

これは榛名山の最高峰 掃部ヶ岳(かもんがたけ)から少し杏ヶ岳(すもんがたけ)寄りに歩き、地蔵岩が見える尾根上からの眺めです。

すべてではありまませんが榛名山の主要な山々が見えています。榛名湖面の標高は約1000mですので、これらの山々は1000m前後のベースからにょきにょき生えていることになり、すべて数100mの山々です。撮影場所の掃部ヶ岳は榛名山の最高峰で1449mですので、450mくらいの高さということになります。

榛名山は遠くからみるととらえどころの無いような複雑な形に見えます。山体は大きいのですが、広範囲に側火山、溶岩ドームと呼ばれるような様々な形をした大小のピークが林立しており、とびきり高いピークも無いという点がそう見せているのでしょうか。遠目には相馬山と水沢山あたりがはっきり同定できるのですが、そのほかはなかなか見分けがつきません。榛名湖畔にはすっきりとした富士山の形をした、その名も榛名富士がありますが、榛名山の山体の中央にあるため、遠くからは見えません。

そんな目立つピーク以外に、榛名山の火山らしい特徴はそこかしこにあります。火口壁を思わせるような急峻な地形があり、また遠目ではわからない岩塔が隠れています。写真の地蔵岩もそのひとつです。

この榛名山は火山であることは言うまでもないのですが、最も東端にある水沢山が見えていません。この場所からは榛名富士が隠しているようです。ただ、地図で掃部ヶ岳の山頂からだと見えるかと思い計測してみるとぎりぎり「見える」と出ますが、別途山頂から撮った写真にはやはり写っていません。登山口の榛名神社の境内はまさにそんな岩塔の基部に沿うように作られ、拝殿などの裏は岩壁になっています。

 

​(熊五郎)