投稿日 2018年12月26日

冬至の朝 水汲みて 侘助を挿す

(とうじのあさ みずくみて わびすけをさす)

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侘助(わびすけ)は椿の一種だが、その花は一重で小さい。色は白もしくはピンク、紅などがあるようだ。一輪ざしなどで生える花であるため、茶室などに好んで生けられるらしい。

 

先日、テレビで「京都人の密かな愉しみ」の再(いや再々?)放送を見た。この番組によると「京都は、人に美しく生きよと言う都」だそうだ。京都に住んで十年の外国人教師の目線で、京都の雅(みやび)が紹介されていく。常盤貴子が美しい。日本に生まれてよかったと思わされる内容だ。

 

しかし、自分は関西出身だが、京都の住人ではない。ここ群馬は、さしずめ「たくましく生きよという町」ということになるか。

 

それはさておき、この番組で「侘助」が出てくる。伝統和菓子屋の娘役の常盤貴子が、茶人から侘助の注文を受ける。というのは、生菓子にも侘助があるのだ。形をそのまま模したもので、冬の茶の湯に出されるのだろう。侘助を愛でながら侘助を楽しむ。なんと雅なことか。

 

実は我家の庭にも侘助がある。まだ幼木であるが、12月に入って庭の片隅でひっそりと可憐な花を咲かせている。京都美人のように遠慮がちに。

 

冬至の朝、竹筒に挿してみたが、水は痛いほど冷たかった。

 

 

 

 

(熊五郎)

コメント(2)

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    茶室に活けられた侘助には風情がありますね。 なんとまあ風雅な方なのでしょう❗ (agewisdom) 2018/12/26(水) 午後 6:25

  • > agewisdomさん 我が家の場合この時季花瓶に挿す花は椿か水仙です。冬でも咲いてくれるので助かります。なんとバラがまだ咲き続けていて剪定できません。今年はやはり暖かいようです。(熊五郎)  2018/12/27(木) 午前 11:21