山の名著 「高山植物入門」                                                                           投稿日 2018年08年18日

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私が所有している本の中でも大事にしている本である。

 

山と渓谷社 白旗史朗著「高山植物入門」見分け方と写し方 昭和52年4月1日 3版 (初版は昭和50年8月10日発行)1600円

 

表紙は花を多くつけたチシマギキョウの写真、裏表紙は尾瀬の至仏山をバックに尾瀬ヶ原のニッコウキスゲ。ちょうど尾瀬ヶ原に突き出した牛首が見えている。

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当時としてはけっして安くはないこの本を購入したのは、そのころの私が一眼レフを持って盛んに山に登り、風景はもとより高山植物の撮影に凝っていたからである。

 

白旗史朗氏は山岳写真家として有名な方(国立公園切手の南アルプスの写真は有名)だが、高山植物の写真も数多くある。この人の、山をバックにした高山植物の写真には、よく魅了させられたものである。若い頃の私はこの人の山の登り方、山の見方を参考にして、写真と同じ風景を見ようと、盛んに登ったものである。

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この本はけっして図鑑ではないので、取り上げられている植物はごく限られているが、山でよく見かける花がうまく取り上げられているので、見かけた花の名前をちょっと思い出すために重宝する。しかもタイトルにもあるように、彼から高山植物の撮影の仕方を教わることができる、とても貴重な本と私は思っている。

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彼は外国も含め多くの山々を撮影で歩きまわった人だが、この本の中では、花の山旅として大雪山、早池峰山、尾瀬、白馬岳、上高地-涸沢、宝剣岳、北岳、荒川岳-赤石岳の山域を取り上げ、花の分布図とともに適切なアドバイスが添えられている。

 

 

 

(熊五郎)

コメント(1)

  • 今はもう何も覚えませんが、昔から花の名前とかひどく苦手。でも見るのはすきなんですが。 (agewisdom) 2018/8/12(日) 午後 0:15