チシマギキョウ                               投稿日 2018年08月11日

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中央アルプス 宝剣岳の岩稜にて

標高は約2930m

2018年8月3日写す

 

8月初旬の高山でチシマキョウ(千島桔梗)を見つけた。高山の岩稜帯に多いキキョウで、クサリ場などを緊張ぎみで登っているときに、岩の向こう側に回った時、割れ目で咲いていたりする。濃い紫の花は可愛く、癒される。

 

花は長さ3cmから4cmくらいで、やや大きめと感じる。横またはややうつむき加減に咲く。よく見ると花弁の先に毛がある。長細い葉は色艶よく密生している。

 

他の植物が進入できないような岩の割れ目などを好むようで、水は少ないだろうし、第一昼間の直射日光を受けた岩はけっこう熱くなる。反して夜は冷たいだろう。どうしてこんな環境を選んだのだろうか。

 

加賀の白山などにはこれとよく似たイワギキョウが咲くが、もう少し淡い紫で、花弁の毛は無い。

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宝剣岳の岩稜を行く

 

中央アルプスの宝剣岳一帯は花崗岩の岩稜である。宝剣山荘側からでも、極楽平側からでも、クサリ場が連続して少し緊張させられるが、眼下の千畳敷や近くの三ノ沢岳、伊那前岳などの這松の山肌が美しく、ついつい見惚れてしまうが、足元、いや手元にはこのような可憐な花が咲いている。

 

 

 

(熊五郎)

コメント(1)

  • なんとも美しい❗こんな青にはなかなか出会えません。 (agewisdom) 2018/8/11(土) 午後 5:12