桐生 梅田町から信仰の山 三峰山 2018年5月20日 晴れ 単独

投稿日 2018年5月21日

 

20日は寒冷前線が通過してからっとした晴天になりました。手軽に楽しめる信仰の山「桐生の三峰山」にみやま書房の「山紫水明」を手本に歩いてみました。
 

桐生 三峰山(みつみねさん)は、吾妻山から鳴神山へと延びる稜線上の一ピークです。標高は697m(三角点は無い)で、どちらかと言えば地味なピークにすぎません。しかし、山名が示すとおり、秩父の三峰山を勧請して、江戸後期から信仰されていたようです。このためこの三峰山付近には多くの石祠や石仏等が点在しており、信仰の雰囲気を感じる場所でもあります。

 

「山紫水明」によれば、石祠や石仏等は、とくに桐生市川内町にある三十六童子等がそれに当たりますが、今回は参道の可能性のあるといわれている梅田町に落ちる尾根から三峰山に登ってみました。三十六童子等の石仏群は別の機会に確認したいと思っています。

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桐生市梅田町から三峰山 金沢峠から兼宮神社へ下山

赤実線:歩行GPS軌跡

(国土地理院電子国土地図に情報追加)

 

通過時刻:

駐車地 8:44

忠霊碑上の石祠 8:54

栗生山(くりゅうやま 四等三角点 宿廻 340.64m) 9:13

筬沢山(おさざわやま 四等三角点 金沢 494.07m) 10:04

石祠 妙見宮 10:22

石祠 三峰山 10:56

三峰山山頂(大形の石祠, 石祠 御嶽山蔵王大権現) 11:02 - 11:10

荒倉山(あらくらやま 四等三角点 市畑 811.55m) 11:38 (昼食) 11:45

三峰山(大形の石祠, 石祠 御嶽山蔵王大権現) 12:18 - 12:24

西側の石祠 三峰山 12:26 

金沢峠 12:48

兼宮神社 13:46

駐車地 14:10

 

所要時間:5時間

総歩行距離:11.8Km

 

 

5月も中旬というのに晴れると夏。びっくりするほど暑い日がありました。薄暑なんて悠長なことは言ってられませんね。しかし寒冷前線の通過で空気が入れ替わって20日はさわやかな空気になり、幾分過ごしやすくなりました。前日の強風で空気も澄んでいます。となると、山に行かないわけにはいきません。結婚記念日というのに。

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桐生市梅田町の県道66号 忠魂碑への階段

ここから尾根に取り付く

 

車を桐生市内から梅田川沿いに進め、梅田二丁目の高沢川が梅田川に落合うところ。三叉路交差点の右にある高園寺か下にある神社の駐車場(と思われる)に駐車させていただきました。

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忠魂碑の上にある石祠

三基確認できる

 

少し戻って今回登る尾根の末端にある忠魂碑の広い階段を上がります。忠魂碑に一礼して右脇から尾根に取り付きます。薄い藪の中、左の柵に沿って登っていくと石祠が三基並んでいます。刈り払いの斜面の上の作業道はすぐに終点。切り崩しの上に上がって尾根筋を登ります。予想したよりも踏み跡は薄いようです。

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栗生山

四等三角点 点名 宿廻 標高340.64m

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筬沢山

四等三角点 点名 金沢 標高494.07m

 

 

四等三角点 点名 宿廻 標高340.64m 栗生山を確認し、さらに登っていきます。概ね右が植林で左が自然林です。ピークと小さな鞍部を越えて、二つ目の四等三角点 点名 金沢 標高494.07m 筬沢山を確認、一旦鞍部に降りて登り返した岩の上に「妙見宮」の石祠があります。南西を向いているようです。文政十二年(1829年)とのことです。この妙見宮の石祠には側面に亀と蛇が彫り込まれています。

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石祠 妙見宮

側面に亀と蛇

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石祠 三峰山

三峰山山頂直下にある

 

尾根は少し痩せてきて露岩が現れます。そろそろ稜線かと思っていると、「三峰山」の石祠がありました。これも西あるいは南西を向いているようです。奥宮と呼ばれている石祠のようで文政九年(1826年)とのことです。石祠前後の露岩の痩せ尾根はこの尾根で最も面白いところです。

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三峰山山頂

大きな石祠と石象

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三十六童子への道標

降り口が見当たらなかった

 

石祠の上はすぐに稜線で、ちょうど三峰山の山頂 697mです。少し平に整地されており、東側に大きな三峰山の石祠があります。数メートル隔てて北向きに御嶽山蔵王大権現の石象が立っています。樹林の中なので展望はありません。

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荒倉山山頂

四等三角点 市畑 811.55m

 

静かな山頂を期待してましたが、10名くらいのパーティーが吾妻山方面から登ってきました。日曜日とあっては仕方ありません。急ぎ三峰山山頂を後にし、標高812mの「荒倉山」に向かいます。荒倉山方向の稜線上に、市畑への下降路や、川内町への下降路があるか探しましたが踏み跡はまったく見つからず。仕方がないので昼食を済ませた後三峰山に戻りました。団体客は消えて静かな山頂になっていました。石祠手前(荒倉山寄り)に「三十六童子を経て名久木登山道へ」との木札を見つけましたが、肝心の下降路がどこにあるのか分かりませんでした。

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三峰山山頂の西側にある石祠 三峰山

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金沢峠

 

 

三峰山山頂に別れを告げて金沢峠に向かいました。金沢峠は先日大形山に登った時に通過した峠です。この雰囲気のよい峠は、いまでは緑の中でした。梅田町側に降り、金沢の集落から兼宮神社で一休みし、県道に出て駐車地に戻りました。

 

 

 

 

参考文献: みやま文庫 「山紫水明」- 桐生の山 - 増田 宏著

 

 

 

 

(熊五郎)

コメント(2)

  • だめですよいくら山が恋人でも結婚記念日は大切に。もっとも我が家もよく忘れていますが。 (agewisdom) 2018/5/21(月) 午後 8:28

  • > agewisdomさん 忘れてなかったのに山に行ったのは恨まれそうですね。気をつけます。(熊五郎) 2018/5/22(火) 午前 6:21