ヒイラギソウ                                                                         投稿日 2018年05月10日

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群馬県桐生市 2018年4月23日撮影

  

 

4月下旬、二つの山でヒイラギソウ(柊草)を見かけた。その場ではわからず、帰宅して図鑑で調べた。

 

ひとつは畳二枚くらいの広さにに群生していた。もうひとつは、林道脇の小株だった。

 

この植物は環境庁で絶滅危惧 IB種とされている。そう聞いてもどの程度深刻なのか、私にはわからないが、絶滅危惧ということだから、かなり減っているのだろう。

 

この植物も、多くがそうであるように、林道開発や、伐採、盗掘、鹿害などで減っているらしい。

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栃木県佐野市 2018年4月26日撮影

 

最近、山に登っていると杉材の搬出などの目的で作業道が縦横無尽に付けられている。重機の性能も上がったのだろうか、あっという間に、しかも相当な急斜面でも作られるようだ。沢筋になぎ倒した木をそのままにして、土砂が無残にむき出しになっている。杉林の中はまだよいが、自然林に無残な作業道が付けられると影響は大きいだろう。

 

盗掘もまだまだ多いのだろう。人間というものは愚かなもので、人けのないところに咲いていると自分のものに見えるのか、はたまた、お金に見えるのだろう。明らかに人が掘った穴があちこちに空いていたりする。そのような人の目はけっして植物に向いておらず、目先の満足とお金なのだ。

 

ヒイラギソウという名は葉がヒイラギの葉に似ていることからの命名らしい。葉は緑濃く、花は濃い青紫で、この植物を見ただけで何か静寂を感じるのは私だけだろうか。

 

写真は、いずれも少しうす暗く、傍に水が流れているような場所だった。

 

 

 

 

 

(熊五郎)

コメント(2)

  • 緑も青紫も深いいろですね。やはり野に置け…菫でなくとも、自然の中が一番美しい。 (agewisdom) 2018/5/10(木) 午後 11:58

  • > agewisdomさん おっしゃるとおりです。(熊五郎) 2018/5/11(金) 午前 7:37