宗泉寺から馬打峠と藤坂峠 2018年4月4日登る 晴れ 単独

投稿日 2018年04月06日

 

一挙に暖かくなりました。低山では、ヤシオツツジ、ヤマザクラ、ミツバツツジ、ヤマツツジ、ヤマブキが同時に咲いています。例年なら順に咲いてくるのですが、春が超足早に通り過ぎようとしているようです。山肌は薄緑のベルベットのようになってきました。

 

今回は栃木県足利市松田町の宗泉寺(そうせんじ)の駐車場をお借りし、不入(いらず?)から藪の尾根を馬打峠(うまうちとうげ)まで登り、稜線の関東ふれあいの道「山なみのみち」を藤坂峠(ふじさかとうげ)まで歩いてみました。

 

不入からの藪の尾根は、笹と雑木が入り混じった尾根で、馬打峠までまったく踏み跡らしきものもありません。ただ取り付き点から少し登ったところにひっそりと小さな稲荷がありますが、ひたすら藪漕ぎです。

 

関東ふれあいの道「山なみのみち」は、近くの行道山「浄因寺」から名草の巨石群をむすぶ8.5Kmの道です。今回はそのうち馬打峠から藤坂峠間の4.2Kmを歩きました。関東ふれあいの道は関東各所にある整備されたハイキングコースで、登山道でいうと高速道路のようなもの。道標はしっかりしたものがあるし、道幅は広く、小ピークは巻いて作られているため、早く疲れずに歩けます。そのせいもあってか、総歩行距離12.4Kmもある割には5時間強という比較的短時間で歩けました。

20180404_馬打峠01.jpg

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栃木県足利市松田町宗泉寺から馬打峠、関東ふれあいの道、藤坂峠周回

緑破線:予定ルート 赤実線:歩行GPS軌跡

(国土地理院電子国土地図に情報追加)

 

 

通過時刻:

宗泉寺の駐車場 9:35

尾根取付き点(不入) 9:50

稲荷 9:58

馬打山 11:09

馬打峠 11:16

P319 11:49

P338(三等三角点 点名 大辻 387.99m) 12:12 (昼食)

P381 12:39

P319 13:18

藤坂峠 13:33

八幡様 14:14

宗泉寺の駐車場 14:46

 

所要時間:5時間11分

総歩行距離:12.4Km

 

 

車を国道50号から栃木県足利市の渡良瀬川に掛る葉鹿橋を渡り、松田川沿いに松田町に進めます。辺りの山肌は薄い緑のベルベットを羽織ったようです。この柔らかな山肌はほんの一時のもので、この時季しかお目にかかれません。以前もお借りした宗泉寺の駐車場に車を停め、身支度をして不入へと歩を進めます。

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宗泉寺から松田川の対岸に渡り、農道を行く

尾根の末端(鉄梯子あり)から取り付く

この尾根は笹藪が濃い

 

馬打峠からの尾根が落ちる末端に梯子があって、一段上の石仏群のある場所に上がります。石祠や石仏が無造作に並んでいます。上はすぐ藪で、笹をかき分けながら強引に登ります。最初の小さなピークの南面にひっそりと稲荷があります。この稲荷への登路を使った方が楽だったかもしれません。

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登って来た尾根を振り返る

新緑がまぶしい

 

引き続き藪を漕ぎますが、いっこうに歩きやすい尾根道になりません。結局馬打峠までほとんど藪はおさまらず、暑くてTシャツ姿の私の両腕は傷だらけになってしまいました。作業道が接近する鞍部の手前が最も藪が濃かったようです。

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馬打峠

行道山 浄因寺からの関東ふらあいの道が一旦林道に降り立つ

近くに名草巨石群への登り口がある

 

 

馬打峠に降り立つ前の小さなピークに「馬打山」との看板がかかっていました。だれかが適当に付けた名前でしょう。関東ふれあいの道の行道山 浄因寺から来た道は接近していますが、馬打山は通過しておらず、少し下を巻いています。

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ミツバツツジ

 

関東ふれあいの道と合流して、階段を下ると馬打峠です。トンネルは無く切通しになっていますので、登山道は一旦車道に降り立ちます。馬打峠は同じ足利市の月谷町と松田町を結ぶ峠です。昔は馬にムチ打って越えたのでしょうか。

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三等三角点 点名 大辻 標高387.99m

三角点のすぐ横にベンチとテーブルが設置されている

 

馬打峠からは関東ふれあいの道なので道標が完備され、よく整備された広い道です。少し月谷町側の対岸にある階段を上って少し道路と並行に進みます。石祠(石柱?)を見たら道標があり、道が右奥へと続いています。

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ヤマツツジ

 

 

稜線の道はやや単調ですが、やがて露岩が現れ自然林の明るい道を快適に歩きます。小ピークに三角点標石とテーブル、ベンチがあります。山名はありませんが、この三等三角点は点名 大辻 標高387.99mです。狭い山頂ですからベンチが三角点標石に接近していますが、あまり無理なベンチの設置はしてほしくないものです。

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ルリタテハ

成虫で冬起こすタテハの一種

表は地味な保護色だが、開くと瑠璃色の模様が美しい

藤坂峠手前にて

 

 

引き続き赤松の混じる明るい稜線を歩きます。石祠とベンチを見てなおも進むとやがて藤坂峠に降り立ちます。峠の手前の暖かいところでルリタテハが何羽も舞っていました。藤坂峠には開通記念碑があります。大きな山ざくらがハラハラと花びらを落としていました。藤坂峠は足利市の名草上町と松田町を結ぶ峠です。この峠もトンネルはなく、切通しになっています。少し松田町寄りに名草巨石群方面への登路があります。今回は峠から県道に出て宗泉寺に戻りました。

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藤坂峠

 

 

山内にはミツバツツジとヤマツツジが同時に咲き、おまけに谷合にはヤマブキまで咲いて、季節が3月から5月まで同居しているような感じでした。花粉はまだ桧の花粉が飛んでいます。山肌はやわらかな薄緑のベルベットです。春はいろんなものが飛んでいるんでしょうね。そのせいでしょうか青空はどこかかすんだぼんやりした青でした。

 

 

 

 

 

(熊五郎)

 

コメント(2)

  • 今日は檜の花粉で車真っ黄色。おかげでくしゃみが出る出る。山の空気は違うかなあ。 (agewisdom) 2018/4/6(金) 午後 5:54

  • > agewisdomさん 山はいっぺんに様々な生き物が目覚めて、いろんなものを放出しています。そのせいか春は空が霞んでいます。命の息吹ですね。(熊五郎) 2018/4/6(金) 午後 7:25