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投稿日 2018年01月01日
母の手に 引かれて 花の吉野山
何思いしや 我をともない
(ははのてに ひかれて はなのよしのやま
なにおもいしや われをともない)
西行庵
周辺は伐採と植樹が進められている
幼い頃、母に手を引かれて奈良の吉野山を訪れました
母は何を思って、私を伴って吉野を訪れたのでしょうか。
見事に桜で染まった山の斜面が、まだ目に焼き付いています
そんななつかしい吉野山に再び訪れました
吉野山の桜は下千本、中千本、上千本、奥千本の大きなグループになっていますが、特に奥千本の枯れが目立ち、近年、献木を募集して植樹が行われています。
私も、一本お願いしました。
奥千本は、吉野山の最も高所で、金峯神社の裏側周辺のことを言います。
ここから、修験道の修行で有名な奥駆道が熊野まで続いています。
奥千本の辺りは吉野山を訪れても、なかなか目に入ることが無いと思いますが、昔、西行がここに庵(いおり)を結んで桜を愛でたことで有名な場所です。
その西行をたずねて、松尾芭蕉もここを訪れています。
そんな場所に献木できるのですから、幸せと言うしかありません。
さて、桜が咲いたら天国の母は喜んでくれるでしょうか。
(熊五郎)
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願わくは花のもとにて春死なむこの如月の望月のころ
西行の桜への思いは特別でしたね。2018/1/1(月) 午後 10:29
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> agewisdomさん
有名な一首ですね。西行にはいい歌がいっぱいあります。(熊五郎)2018/1/1(月) 午後 10:45
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