荒倉から荒倉奥尾根 2017年12月20日登る 快晴 2名

投稿日 2017年12月21日

今年の初春に登った荒倉東尾根(仮称)から見えた「荒倉奥尾根(仮称)」に熊谷のYさんとともに登りました。

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栃木県足利市小俣 荒倉から荒倉奥尾根(仮称)

白葉峠分岐のピークから鳴石へ下降

緑破線: 予定ルート 赤実線:GPS軌跡

GPS軌跡は沢筋では乱れている箇所があります

(国土地理院電子国土地図に情報追加)

 

 

荒倉のお堂前駐車地 8:11

尾根取り付き点(石仏) 8:54

荒倉山 11:00 (昼食) 11:22

下降尾根上(白葉峠分岐ピーク) 12:01

下降尾根下(鳴石) 13:26

荒倉のお堂前駐車地 13:35

 

歩行距離 約5Km

所要時間 5.5時間

20170222_荒倉仙人ヶ岳15.jpg

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荒倉奥尾根

荒倉東尾根(仮称)から見た尾根の中間部

 

「荒倉奥尾根」は、隣の荒倉東尾根に登らないとなかなかその存在すら分からない尾根です。見た限りでは短いながら露岩の尾根のようで、登頂意欲をそそります。

 

参考記事: 登頂意欲をそそられる荒倉尾根

 

その、気になっていた「荒倉奥尾根」に今回挑戦しました。(なお、今回から尾根の名称を「荒倉奥尾根」としています。いずれにせよ、現地でどう呼ばれているのか。名称があるのか無いのか分かりませんので私が勝手につけた仮称です。)

 

参考記事にも書きましたが、沿い面距離がたった1kmくらいの短い尾根で、取り付き点からの標高差は262mと小振りです。荒倉山と呼ばれている群馬県と栃木県の県界尾根上にある小ピークから派生しています。

 

ネット上では情報が得られませんでしたので、現地の様子は分かりませんでしたが、岩尾根であることは間違い無さそうです。ただし通過が困難な箇所があるのか、はたまた平凡なのかは行ってみないと分かりません。

 

 

車はいつものように荒倉のお堂の前に停めました。釣り堀の民家の軒先をくぐって荒倉沢に入ります。最初は道がはっきりしていますが、やがて、特に右側斜面の崩壊が多く、ところどころ道が寸断されています。危険と思ったら沢床を歩くようにしました。

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荒倉沢沿いの道形

石積みなどもあって、古道があった気配だが

いまではところどころ道形が残っているのみ

崩壊箇所も多い

 

この道は仙人ヶ岳と前仙人の間の鞍部を越えて、桐生の菱町に至る道のようですが、かなり荒れています。石仏二体がある二俣が今回の尾根の取り付き点です。

20171220_荒倉奥尾根03.jpg

尾根の取り付き点にある石仏(もう一体ある)

ここから尾根に取り付くとすぐに急登が始まる

 

 

尾根に取り付くとすぐに急登が始まります。大岩があって尾根が裂かれたように割れていますが、岩を直登せず右のバンドをへつって上に出ます。

 

露岩の混じる尾根の急登が続きます。この辺りの山の露岩はあまりしっかりしたものではなく、風化が進んでいます。このため浮き石が多く、落石には細心の注意が必要です。また、登られていない尾根ですので、灌木は枯れ腐ったものが多く、あまり頼ることはできません。

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露岩の急登が続く

赤松が現れると傾斜は緩くなる

 

この急登はしばらくの我慢で、やがて傾斜が緩むと赤松の林が出てきます。ほとんど登られていないだろうと思っていましたが、小さなケルンが積んでありました。誰かこの尾根に登った先人が居るようです。

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尾根が痩せ、岩だけで左右が切れ落ちた場所がある

ここの通過がこの尾根のポイント

 

尾根筋は大きな露岩が点在しますが、傾斜が緩いのでどれも難なく通過できました。天気がよく、風の全くない登山日和の中、のんびり時間をかけて登りました。

20171220_荒倉奥尾根06.jpg

尾根の中間点から荒倉山(左上のピーク)を見上げる

 

 

やがて露岩が無くなり平凡な尾根筋となって、最後の三角ピーク「荒倉山」直下の急登となります。急ですが真っすぐ登って山頂を直接捕まえます。

 

荒倉山からの展望は360度。仙人ヶ岳、前仙人、赤城、浅間、桐生から前橋方面、秩父の山々、八ヶ岳、筑波、深高山、石尊山、行道山、大岩山などなど。

天ヶ岳 標高約308m

20171220_荒倉奥尾根07.jpg

岩場をへつるYさん

 

ただし、足元は何年か前にあった山火事の後遺症で今でも荒れています。

 

県界尾根を白葉峠への分岐まで歩き、そこから南側の鳴石へと下る尾根を下降しました。上部は山火事の影響で荒れています。全体が自然林のため明るい尾根です。最下部は照葉広葉樹林となっています。重機で作ったような道形に誘導されて下っていくと長い階段があり、安全に県道に降り立つことができました。

20171220_荒倉奥尾根08.jpg

荒倉山山頂

右奥が仙人ヶ岳

 

「荒倉奥尾根」は非常に目立たない小振りな尾根ながら、この仙人ヶ岳周辺山域において、もっとも面白い尾根ではないかと思います。ただし一般ルートではないこと。また、あまり歩かれていないので、通過痕跡がほとんどないため、ルートの見極めが必要です。途中ケルンがひとつありましたが、道標は勿論、マークなども一切ありません。

 

 

お風呂は葉鹿の東葉館にし、さっぱりして帰途に着きました。

 

 

 

(熊五郎)

 

コメント(2)

  • 山に登るかたは寒さなんか平気?それでも、登った後のお風呂は格別でしょうね。 (agewisdom) 2017/12/21(木) 午後 0:18

  • > agewisdomさん 今回のように南側の登下降を選ぶようにしています。風さえなければ日中は意外と暖かいですよ。温泉はけっこう各所に増えました。(熊五郎) 2017/12/21(木) 午後 1:54