蝋梅の向こうに富士

投稿日 2017年01月28日

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奥武蔵 「日和田山」茶屋「ふじみや」付近にて

 

 

正月 25日、この時季に山に登ったというと、周りの人は、「この寒いのによく行くねぇ」と言う。

 

確かに寒いが、身支度を整え、寒いところを歩く覚悟ができているので、当の本人たちは、案外寒がっていない。

 

ちゃんと天候と山を選べば、意外と寒さにあわずに山が楽しめる。

 

普通は、春の来るのは里が早いと人は思っている。その通りだが、これも意外で、寒い山で、早い春を感じることもある。

 

当然、山はまだ梅にも早いし、足元のスミレにも早い。かろうじて山椿が赤い花をなごりおしそうにぶら下げているくらいか。しかしそれは年をまたいだ冬の忘れもの。

 

そんな山で、人家があると話が違う。今回見つけたのは蝋梅(ろうばい)。おそらく人の手で植えられたもの。大きな株だった。

 

蝋梅は木全体が黄色くなるほど花をつけるが、花弁が半透明なせいか、木全体に花が咲いていても、いまいち精彩さに欠ける。だから蝋梅の木全体を写真にしても、いまいち冴えないのだ。第一、蝋梅を蝋梅として写真に収めても工夫が足りない。

 

この日は、天気がよくて富士がその白い姿を輝かせていた。蝋梅の枝に遠くの白い富士を入れ、どちらにピントが合うかカメラ任せで撮ってみた。

 

カメラが選んだピントは、蝋梅の枝だった。これははたして正解か。カメラに聞いてみたら、立春が近いので、これが正解と、ややロウバイぎみに応えた。

 

 

 

 

(熊五郎)

 

 

コメント(2)

  • 綺麗❗どちらも主役です。t 2017/1/28(土) 午後 0:12

  • > agewisdomさん しかし早く春は来てほしいものですね。(熊五郎) 2017/1/28(土) 午後 0:16