ハチャトゥリアン 剣の舞

投稿日 2016年06月08日

 

ハチャトゥリアン 「剣の舞」(youtube)
 

 

 

小学生の私が初めて買った(買ってもらった)レコードがこの曲だった。

 

学校の音楽の授業で、先生がこの曲をかけてくれたのだ。

 

ロシア音楽の代表曲としての課題曲だったに違いない。

 

この曲を聴き終わって、先生がひとりひとりに感想を聞いた。

 

わたしの番が来て、「ロシアらしい曲だと思います!」と答えた。

 

ロシアのことなんか何一つ知らないはずなのにね。

 

そう答えたのは私がはじめてだったのだが、後の生徒は答えに困って、
「ロシアらしい曲だと思います!」を連発したのだった。

 

当然、先生はもっと気の利いた答えを言ってほしかっただろう。

 

子供の頃のなつかしい一場面だ。

 

なんで、そんなことまで覚えているのかって?

 

それは、その音楽の先生が美人だったからだ。

 

やがてその先生は子供を宿してしばらくお休みとなった。

 

代わりの先生のことは、まったく覚えていない。

 

「剣の舞」には、ぞっこん惚れこんでしまい。家に帰って親にレコードがほしいとせがんだ。

 

買ってくれたレコードはもちろんA面が「剣の舞」のシングル。

 

私のレコード第一号となった。

 

姉のレコードプレーヤを借りて、すり減るほど聴いた。

 

青っぽい民族衣装で腰に剣をさし、手を前に組んだ男性の踊り子たちが足をかがめて、とてもしんどい姿勢で踊っているのを油彩で描いた美しいジャケットだったが、残念ながら残っていない。

 

音楽は、その頃の情景と連動している。

 

「剣の舞」を聴くとそのころが思い浮かぶのだ。

 

あぁ、あのころの美しい先生に、またお会いしたいものだ。

 

 

 


(熊五郎)

 

コメント(2)

  • 我が家のお兄ちゃんも、そ音楽の授業にその曲を聞いた時印象に残ったと見えてよく口ずさんでいました。今はすっかり忘れて、ダカンという人の「郭公」という曲がお気に入りで、CDでよく聞いたり楽譜を買ってもらって弾いてみたりしていますが、ちと難しい様です。 2016/6/8(水) 午後 11:22

  • > agewisdomさん そうですか。きっと大人になっても覚えてるでしょうね。 2016/6/8(水) 午後 11:26