諏訪山(志賀坂)2016年05月23日 晴れ

投稿日 2016年05月24日

 

 

諏訪山と呼ばれる山は全国的に多数ありますが、今回は埼玉県秩父郡小鹿野町の諏訪山です。

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志賀坂トンネル群馬県側駐車場から、

志賀坂峠、諏訪山、九十の滝、わたど橋、間物の時計回り周回ルート

山頂付近で両神、赤岩尾根、大ナゲシ等の展望がある

(国土地理院電子国土地図をカシミール3Dでカットし情報追加)

 

諏訪山は、上の地図のように埼玉県と群馬県の国境稜線上にあります。埼玉県側の最奥の集落「坂本」から、群馬側の「間物」に通じる志賀坂峠に近い1207mのピークです。使われなくなった峠道ですが、今では峠の下を志賀坂トンネルが貫き、国道299号線が走っています。

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志賀坂トンネルの群馬側

写真の右に駐車場と諏訪山への登山口がある

 

諏訪山そのものは平凡な一ピークかもしれませんが、近くには両神山(1723m)がそびえ、またそれに従うように赤岩尾根が西に延びています。今回はその眺めが楽しみで登ってみました。 

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登山口にあるカラーの美しい案内板

諏訪山山頂へのルートは尾根コースと沢筋を行くコースがあるが

展望を期待して尾根コースを選んだ

 

国道140号から299号に入り、志賀坂峠を目指して走ります。最奥の集落、坂本を通過して、ときおり見える二子山の岩壁に感激の目を注ぎながら、くにゃくにゃと傾斜のある道路を登ります。パックリと口を開けた志賀坂トンネルに吸い込まれて、群馬側に出たらすぐ左脇が駐車場で、諏訪山登山口です。10台くらいは停められるでしょうか。今日は月曜日とあって車は一台もありません。

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登山口の少し上で尾根コース(左)と沢筋のコースが分かれる

ここでは一体の石仏が迎えてくれる

 

 

今回のルートは、駐車場から志賀坂峠、諏訪山山頂を経て、九十の滝を見て間物集落に下り、299号を駐車場まで戻る周回ルートをとりました。(実際には九十の滝は見過ごしてしまいました)

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志賀坂峠に向けてしばらく登ってゆくと可愛い石仏がある

よく見ると頭の上に馬の顔が。馬頭観音だ。

文政12年とあるので、1829年。187年前からここにある。

文政12年は江戸の大火があった年ようだ。

石仏があるということは昔からこの道で

群馬側と埼玉側の往来があったことを示している。

 

さしてむずかしいところの無いハイキングルートです。道はほとんど自然林の樹林です。途中、送電鉄塔があり周辺が伐採されているので両神北面や天理岳の特徴的なピークがよく眺められます。

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志賀坂峠付近

諏訪山山頂への道はここから右に曲がるが、

先にも道が続いているのがわかる。

埼玉側の坂本まで下れるのだろうか

 

山頂に近い西側も伐採/植林されているおかげで展望が効きます。シカよけのネットが張られています。ここからの展望は見事で、天理岳、両神山の北面、八丁峠、赤岩尾根、大ナゲシまでの稜線が目の前に展開します。すべて歩いていますので、景色がよく目に入りました。昨年の赤岩尾根を思いだしました。

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送電鉄塔までの道はこのように木組みの階段

少し古いものなので注意して歩く

自然林が美しく、鳥のさえずりも冴えている

 

登山道を進むと、山頂直下にベンチがあり、そのまま進むと間物集落に下りてしまうので、山頂に向かう道に入ります。わずかで山頂です。

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送電鉄塔付近は刈り払われて展望が効く

両神山北面の岩塔群

 

諏訪山山頂には社と三角点があります。標高は1207m。ハイキングコースとしてよく整備されており、道標も完備していますが、あまり手入れはされていないようです。入山者が少ないのでしょうか。

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送電鉄塔の上は階段状の道はおわり、小岩交じりの尾根道になる

この辺も自然林が美しい

あまり大きな木は無いようだ

 

 

山頂からは南側だけが開けています。

 

誰も居ない山頂で両神の勇ましい岩峰を眺めながら昼食をいただきました。

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沢筋のコースとの合流点

すこし平坦地になっている

ヤマツツジが美しい

この辺りから上はカラマツが混じりだす

 

山頂から間物集落への道は一旦尾根を拾いますが、すぐに左下の沢の源頭部に回り込み、やや暗い樹林のすこし苔蒸した道を辿ってゆきます。

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山頂に近い尾根筋から赤岩尾根と大ナゲシ(三角ピーク)

伐採/植林されて開けているため展望がよい

 

 

やがて下方に東屋の屋根が見えてきますが、近づいてみると残念ながら屋根が落ちていますので使えません。この辺りから沢に流星がありました。

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諏訪山山頂からの両神山北面

中央の鞍部は八丁峠

右へ赤岩尾根

 

九十の滝は、それらしいものを見たものの確信のないままになりました。このところ晴天がつづき水量が少なかったからでしょうか。目立たない細い滝のようでした。

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諏訪山山頂の社と三角点(標高1207m)

 

 

わたど橋は鉄の立派な吊り橋です。わたど橋のすぐ下に大きな堰堤があり、5台くらいの駐車場があります。間物から舗装の林道でここまでこれます。滝見客用でしょうか。ここから諏訪山に登って、今回とは逆コースでも楽しめると思います。

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山頂を「後にし、西側に回り込んだ道の樹間から

大ナゲシと北稜

 

林道は間物集落の少し上の国道299号に出ます。間物はのんびりした山里でした。天気が良いので、ときおり通過するバイクが気持ちよさそうに走っていきます。

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沢筋を間物集落目指して下る

途中にある東屋

残念ながら倒壊していた

この辺りの沢にはすでに水流がある

自然林の中の気持ちの良い場所

 

間物集落から299号をとぼとぼ志賀坂トンネルの駐車場まで戻りました。

 

お風呂は皆野の梵の湯にしました。(770円)   

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わたど橋に近い分岐点

左に谷コース経由諏訪山とあるが存在不明

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わたど橋

鉄の立派な吊り橋

九十ノ滝見物用? それにしても立派

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わたど橋下の駐車場

間物からここまで車で来られる

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間物集落にある九十ノ滝コース入り口

舗装の林道がわたど橋下まで入っている

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国道299号から見下ろす間物集落

国道といっても通行量は少なく、のんびりした山里

 

 

 

 

 

 

 

(熊五郎)