2015年5月23日 晴れのちうす曇り 赤岩尾根 3名

投稿日 2015年05月24日

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大ナゲシから見た赤岩岳と赤岩尾根の一部

2010/6撮影

 

赤岩尾根は、両神山(1723m)に連なる尾根の一部であり、もともと岩稜帯であるこの山域の中でも際立って岩峰の連続する稜線でもあります。

 

今回は熊谷のYさん、Aさんと三人で出かけました。

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国道299号 志賀坂峠から八丁隧道を抜け小倉沢の上落合橋に駐車

50分位林道を歩き、日窒鉱山宿舎跡から赤岩峠へ

赤岩岳から八丁峠に向け赤岩尾根を辿る

(国土地理院の電子地図をカシミール3Dでカットし情報追加)

 

通過時刻と(所要時間)

上落合橋の駐車スペース 7:40

日窒鉱山跡の登山口 8:32 (0.52)

赤岩峠 9:42 (1.10)

赤岩岳 10:16 (0.34)

固定ロープのある岩角 11:00 (0.44)

スラブ状の岩壁 11:25 (0.25)

P4 12:29 (1.04)

八丁峠 13:51 (1.22)

上落合橋の駐車スペース 14:37 (0.46)

 

総所要時間 6時間

 

歩行距離

上落合橋(標高1153m) - 日窒鉱山跡の登山口(標高954m)  2.5km 標高差 199m

日窒鉱山跡の登山口 - 赤岩峠(標高1436m)  1.4km 標高差 482m

赤岩峠 - 八丁峠(標高1485m) 2.5km

八丁峠 - 上落合橋 1.4km 標高差 332m

 

総歩行距離 7.8km

 

赤岩尾根は両神山との鞍部の八丁峠から西側の赤岩峠までの標高1500m級の稜線です。

 

距離は約2.5km。 その中にP1, P2, P3, P4, 1583m峰, 赤岩岳などの特徴のある岩峰を配置します。

 

今回我々は、国道299号の志賀坂峠から八丁隧道を抜けて大滝側に侵入。中津川上流部 小倉沢の上落合橋の駐車スペースに車を停めて、日窯鉱山の宿舎跡から赤岩峠に登り、赤岩岳から八丁峠の方向にルートをとり、八丁峠から上落合橋に戻る周回ルートをとりました。

 

赤岩峠から八丁峠への方向としたのは、岩稜が登りとなり比較的容易となるのが理由です。おそらく逆ルート(八丁峠から赤岩峠)をとるとザイルが必要になると思われます。

 

昔二千数百人が住み込んで働いていたという日窒鉱山。いまではその宿舎跡がさびしく残されています。宿舎跡には立ち入り禁止となっていますが、立ち入らなければ登山口に辿りつけません。

 

宿舎跡奥に石碑があり、鉄板の橋を渡って植林帯の奥に延びる道に入ります。

 

単調な道はすこし折り返して尾根に乗り、自然林の林に代わって、足もとに基準点(大滝村 No.82)があります。

 

尾根上をぐんぐん高度を上げて、やがてジグザグの道になると赤岩峠です。

 

昔何度か訪れた峠ですが、いまでも変わらず小さな石祠が迎えてくれました。胡桃平からここまでくるのは大変ですが、日窒側からだとあっけなく登って来れます。ただ、胡桃平側の渓谷美はすばらしいので登ってみる価値はあります。

 

峠を右にとって登っていくと、すぐに左下に踏み跡が入っていきます。すでに赤岩の基部です。

 

踏み跡を辿って、右上へのルンゼ状のガレ場を登ると赤岩岳から派生する岩稜に出ます。左に小さな岩峰がありますが、ここは20数年前に、ここまで来て昼寝をした岩峰です。

 

岩稜を右にとるとすぐに岩場となります。少し高度感のある岩場をよじった後、樹林を登って行くと赤岩岳です。山頂は展望がありませんが、横の岩上に西側が開けています。日窒鉱山がはるか下に見えます。

 

大ナゲシはもちろん、宗四郎山、大山、帳付山、遠くに八ヶ岳、浅間山などが望めます。

 

はっきりした踏み跡を辿ると痩せ尾根の先に大きな岩峰が立ちふさがります。ここで地下足袋に履き替えました。

 

正面右から左上に登ることもできそうですが、我々は左の固定ロープの垂れる岩角を登ることにしました。

 

固定ロープは古いものと、新しいザイルの二本垂れています。いずれもボルトでしっかり固定されています。ちょっとホールド/スタンスが少ないですが、たった数メートルですから、あっという間です。上部が幾分オーバーハングぎみですが、問題なく通過できます。ただし踏み外すと、左はるか下まで落ちることは間違いなしです。

 

さらに進むと大きな岩峰が現れます。岩壁の基部まで出て、固定ロープと、ところどころにある目印リボンの位置を確かめて、スラブ状の岩壁をよじります。

 

この岩壁はホールド/スタンスが豊富で容易に登れますが、高所恐怖症の人はやめておいたほうがよいようです。下に一本、上に一本固定ロープがありますが、木の根元に結んであるので、あまり頼ると危険です。ここを下りで通過するには、ザイルがあったほうが安心です。

 

P1583を越え、最低暗部の岩の隙間を飛んで小ピークを越え、P4を越えて少し広い鞍部に出たので昼食にしました。

 

さらに進んでP3基部と思われる地点から右に踏み跡があったので入りました。これが間違いで、この巻き道に入ったことで、P3,P2をパスしてしまいました。(残念)

 

この道は岩壁の南側基部を長く巻いて、P2とP1の間まで続いていました。

 

一旦P2とP1の間の稜線に出て、こんどはP1に登るかと思っていたら、今度はP1の基部を巻いています。あれあれと言うまに、P1の八丁峠側に出てしまいました。これでP1もパス(再び残念)

 

もう戻る気力もなく、諦めてそのまま八丁峠へ。途中石祠を見て、八丁峠から上落合橋へと降り立ちました。

 

帰り、出会を右に入ってこまどり荘に寄りました。山火事消化で消防が来ていましたが、山火事なので消防車では消せません。はるか上空をヘリコプターが飛んでいました。こまどり荘の風呂は小さいらしく、入れませんでしたので、大滝の道の駅の風呂でさっぱりして帰途につきました。

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小倉沢 上落合橋にある駐車スペース10台位停められる

昔は右の壁はなかった。今は壁のせいか狭く感じる

両神山に登る登山者の車でいっぱい

八丁隧道入口の駐車場(トイレ有り)もほぼ満車だった

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日窒の鉱山跡(住宅施設の廃墟)から赤岩岳

赤岩というだけに赤く見える

山頂付近で赤いチャートが確認できた

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赤岩峠直前 新緑が美しい

峠には小さな石祠がある

この峠を左にとれば大ナゲシ 右にとれば赤岩岳

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ルンゼ状のガレ場

赤岩峠を右にとり少し登ると踏み跡が左に入る

踏み跡を辿るとすぐにルンゼ状のガレがあるので登って行く

少しガレているが難なく登れる

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ルンゼ状を登り切ると赤岩岳から派生した岩稜に出る

左に小さな岩峰がある

今回立ち寄らなかったが、20数年前訪れた懐かしい場所

右の岩稜を赤岩岳へ

この岩稜は高度感があるがホールド/スタンスは豊富

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赤岩岳への岩稜からの大ナゲシ

手前は小さな岩峰

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赤岩岳山頂

展望はよくないが西側だけ開けている

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赤岩岳から西側を望む

中央の特徴のある三角ピークは宗四郎岳

右端に大山や帳付山が見える

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赤岩岳から痩せ尾根を辿る

このルートは全体的に踏み跡が明瞭

熊谷のYさん

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岩峰左の岩角に固定ロープが垂れている

痩せた岩稜から少し下がりロープの下に出て岩角を登る

古いロープとザイルが垂れていた

いずれもボルトでしっかり固定されている

ザイルの方は新しい

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P1583手前のピークにあるスラブ状の岩壁

岩壁の基部に出て、ところどころ灌木や草の混じるスラブ状の岩壁を登る

上下2本の固定ロープが垂れている

下部を登り、途中右に少しトラバースして再び登る

ホールド/スタンスは豊富

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スラブ状の岩壁を登る 熊谷のAさん 下にYさん

逆ルートをとった場合、この岩壁ではザイルがほしい

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P1583付近から見た山火事

中津川のこまどり荘の上付近が燃えているようだ

ヘリコプターがひっきりなしに水をかけていた

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P4を望む

落葉樹の新緑と松の濃い緑が美しい

右は両神山の一部

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P4に到着

樹林の中で展望はない

白山山頂から火口部を眺める

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P2とP1の間の稜線にて 左下の巻き道からここへ出た

P3手前で右(南側)の岩壁基部を巻く道に入ってしまい

P3, P2をパスしてしまった

一旦稜線に出るが、P1に向かって登ってくと

再び岩壁基部を巻いてP1の八丁峠側に出てしまった

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八丁峠

ここに来るまでに山の神の石祠がある

ベンチがあってくつろげるが展望はない

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上落合橋の八丁峠登山口に降り立った

 

赤岩尾根は群馬と埼玉の県界ですが、ご本尊?の両神山が埼玉県に位置することと、埼玉県大滝で登下山したため、ここではカテゴリを「その他の山」としました。

 

今回はP3,P2,P1をパスしてしまったのが残念です。また出直すことにします。今回の研究不足は反省するところです。

 

 

 

 

(熊五郎)

 

コメント(1)

  • お疲れ様でした。見ているだけで疲れました。 (agewisdom) 2015/5/24(日) 午後 10:20