今回はミズホ通信の50MHz/144MHz 移動用ダイポール・アンテナ PAN-62を引っ張り出してきてVSWRを計測してみました。

 

PAN-62は本体のバランの左右に10段のロッドアンテナをねじ止めするだけでダイポールになるという、コンパクトにまとまったアンテナです。1.5mのロッドアンテナを左右フルに引き出すと50MHzに、48cmにすると144MHzで使える二波共用アンテナです。

 

ロッドアンテナの代わりに、それなりの長さのワイヤーを取り付けると、3.5MHz、7MHz、14MHz、21MHzでも使えるようです。バランが非常に小型なので、10W程度が限界でしょうか。(耐電力は取扱説明書に明記されていません)

​

​今回は4.5mのポールの上に上げてVSWRを計測してみました。VSWRは高さ、向きによって微妙に変化するので、なるべく回転したりフラフラないようにしっかり取り付けた方がよいようです。

​

50MHzはロッドを最長(1.5m)に引き出して計測しました。VSWRが1.5以下にならないのでアンテナ・チューナCAT-10を使用して調整してみました。

​

144MHzは取扱説明書どおりにロッドを約48cm引き出して計測しました。

​

​以下結果です。