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NanoVNAで14MHz DPアンテナのSWRを計測

投稿日 2021/01/07

NanoVNA、やっと使い慣れてきました。本来なら周波数設定をやり直したときはキャリブレーションをしなければならないのですが、面倒になっておろそかになっています。まぁ、そこそこ見れてるし、いいことにしましょう。

今回は自作の14MHzフルサイズ・ダイポール・アンテナ(DP)のSWRを計測してみました。最終的な結果を出しているだけですが、NanoVNAでSWRを見ながら何度も何度も調整(切り詰め)作業を行い、最適(妥協)点で終わりにした結果です。

NanoVNAは電池駆動で可搬性がよいのでアンテナの調整には打って付けです。5万以上もするアンテナ・アナライザーを何度買おうかと思いましたが手が出ず今日に至りましたが、NanoVNAで安く欲求を満たせることができました。

NanoVNA_14MHzANT1.jpg

NanoVNAで14MHz DPアンテナのSWRを計測中

センター 14MHz スパン1MHz

​最低点は13.90MHzの1.040、14.00MHzのSWRは1.214、14.350MHzは2.144

今回作成した14MHzDPアンテナは、市販のバランを使用しています。同軸給電の一般的なDPです。エレメントの長さは、ネットをググれば計算式が出てきます。片側のエレメント長は、

300 x 14.00MHz x 0.97 / 4 = 約5.2m

と計算できます。CWがメインなので14.000MHzとしましたが、Phoneなら14.200MHzくらいで計算したほうがよいかも知れません。いずれにせよ少し長めにしておいた、SWRを見ながら切り詰めていきます。

給電点の高さは約3mしかありません。エレメントはほぼ水平に張りました。
 

NanoVNA_14MHzANT2.jpg

NanoVNA Serverで計測結果を表示してみた。

設定、マーカーの位置等は上と同じ

日向ぼっこを兼ねながらのんびり作ったアンテナですが、FT8でウクライナ His-21/My-24、フランス -09/-13、ブラジル -22/-02、アメリカ -02/-11、モンゴル -12/-15、中国 -12/-11、ASロシア -02/-08、カナダ -15/-17など。飛びはまずまずかと思います。SWRの最低点が13.900MHzですが、そのへんは妥協してます。hi

(JF1VRR)

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