NanoVNAでLPFを計測

投稿日 2021/01/06

最近はやりのNanoVNAですが、当局も購入してみました。もっぱらアンテナのSWRをみるために活用しています。

ジャンク箱の中から昔作ったローパスフィルター(LPF)が出てきましたので、特性を計測してみました。かなり前に作ったもので、仕様の記載が一切ないので何MHzのLPFか忘れていましたが、NanoVNAで計測してみたところ16MHzのLPFだということが判明しました。

NanoVNAのスペックは改めて取り上げる必要はないかと思いますので省略します。今回はLFPの入出力がBNCですので、M型に変換しさらにMSAに変換しています。手持ちのジャンダー・チェンジャーの関係でこうなっています。

NanoVNAは内蔵のタッチTFTディスプレイで設定から結果の表示まで行うことができます。今回はTRACE2(青)のFORMATをLOGMAGに設定し、周波数範囲を50KHzから100MHzに設定して計測しています。結果は16MHzのLPFです。

バッテリを内蔵しているし、タッチTFTディスプレイですべての操作ができるので単体で使えるのですが、PCが傍にある場合はUSBケーブルで接続し、WiondowsソフトのNanoVNA Serverを使うと便利です。

NanoVNA_LPF1.jpg

NanoVNAで自作のLPFを計測中

​バッテリ内蔵でタッチTFTディスプレイで設定と表示がすべてできる

NanoVNA Serverを使用すると操作性は良くなります。画面が大きくて見やすいので老眼には助かります。下の画面写真はゲインとスミスチャートを表示してみたところです。マーカーは赤、緑、青の三つあり、それぞれの場所の周波数、ゲイン、VSWRなどが表示されます。周波数のスパン範囲を100ポイントでサンプリングするので少々荒いのは否めません。このため-3dBの点にはマーカーを置けません。今回は赤のマーカーが-1.8dBの点で、周波数が16.04MHzと読み取れます。緑マーカーの32MHzは-47.37MHzとなっていますので、この手のLPFの特性としては実用範囲です。青マーカーが50MHzです。コンデンサーのリード線のL分が効いてくるのでしょうか、そこから徐々に上がっていきます。(100MHzまで計測してますが画面の関係で右端をカットしています)
 

NanoVNA_LPF2.jpg

NanoVNA Serverで計測結果を表示してみた。

50KHzから100MHzスパン

赤マーカーは16MHz、 緑は32MHz -47dB、青は50MHz-70dB

CN製ということであまり期待せずに購入したNanoVNAですが、コンパクトで可搬性に優れ操作も簡単。結果は正しいかどうかは分かりませんが、まぁ、アマチュアが使うにはこれでよいかなという感じです。何十万、何百万もするアナライザには手が出ませんが、6000円くらいならダメもとで買える金額です。しかし損はなかったと思っています。

(JF1VRR)