写真1 AD9833 DDS MSOP 0.5ピッチ 変換基板に乗せる

 

それはさておき、

 

このチップは10ピンのMSOPで、写真にようにピンセットの先ほどの大きさです。

 

変換基板に取り付けましたが、ピンのピッチは0.5なので、半田付けにはちょっと技術が必要です。

 

まずチップをゲルタイプの瞬間接着剤で正確な位置に仮止めしておきます。

 

フラックスをほんのわずか塗って、すべてのピンにわざとまたがるくらい半田を盛ります。

 

半田吸い取り線で、余分な半田を吸い取って、出来上がり。

 

慣れれば簡単ですが、最初は数個パーにする覚悟がいります(笑)。

 

このDDSは、マスタクロック(MCLK)周波数は最高25MHzで、その場合最高発振周波数(ナイキスト周波数)は12.5MHzとなり、分解能は0.1Hzです。

 

今回は手持ち部品の関係で、20MHzのクリスタルを使用したので、10MHzまでのプログラマブルオシレータとして、実験してみました。この場合の分解能は約0.075Hzです。

IKS01A1 Nucleo Expansion

投稿日 2016/05/27

チップワンストップがSTマイクロのNucleoボードでキャンペーンをやっているので、エキスパンション・ボードを購入しました。

X-NUCLEO-IKS01A1(左)と、NUCLEO-F401REボード

 

余談ですが、円相場の影響か、かなり価格が変動しますね。

 

キャンペーンとは、Nucleoのエキスパンション・ボードを購入すると、もれなくNucleoのCPUボードがおまけで付いてくるというもの。CPUボードはNucleo-F401REに限定されているが、購入すると1500円くらいするものなのでお得です。

 

今回購入したエキスパンション・ボードは、X-NUCLEO-IKS01A1です。マルチセンサーボードで、4種のMEMSセンサーが搭載されています。

 

NucleoのCPUボードのソケットに刺さるようになっており、何ら配線することなく実験できます。

NUCLEO_IKS01A1_1.jpg
NUCLEO_IKS01A1_2.jpg

親亀の上に子亀状態の

NUCLEO-F401REボードとX-NUCLEO-IKS01A1ボード

Arduino互換ソケットで接続

なんら配線することなく実験できる

下の突出部にセンサーが並んでいる

左から、HTS221 温湿度センサー

LPS25HB 気圧センサー

LSM6DS0 3軸加速度センサーとジャイロスコープ

LIS3MDL 3軸磁気センサー

 

 

搭載されているMEMSセンサーは、以下の4種です。

 

LSM6DS0 MEMS 3D Accelerometer + 3D gyroscope

  3軸のデジタル加速度センサーとデジタル・ジャイロスコープです。

 

LIS3MDL MEMS 3D magnetometer

  3軸の磁気センサーです。

 

LPS25HB MEMS pressure sensor

  デジタルの気圧センサーです。

 

HTS221 Humidity and Temperature sensor

  デジタルの湿度、温度センサーです。

 

言うまでもなく、これらのセンサーで、現在の温度、湿度、気圧、方位、加速度、傾きを計測することができます。安くて高精度ですから、MEMS技術でセンサーの革命が起きたような感があります。hi

 

Nucleoの便利なところはmbed対応という点です。mbedの開発環境はクラウド型なので、窮屈な開発マシンしか持ち合わせのない貧乏局にはぴったりですし、膨大な同じ趣味仲間の功績が利用できます。プログラミングがささっとやれるので便利です。

 

今回はmbedにアップされているサンプル・プログラムを、動作確認を兼ねて動かしてみました。

NUCLEO_IKS01A1_3.jpg

mbed NellowWorld_IKS01A1をインポートして実行した画面

TeraTerm使用シリアルポート接続

標準出力なのでUSBケーブルをパソコンにつなぐだけ

最初の4行は各センサーのID

室温28.55度 湿度64.01% 気圧1012.88mbar(hP)

磁気センサー X 421 Y -138 Z 312mgauss

加速度センサー X -28 Y 1 Z 991mg

ジャイロスコープ X -70 Y -3570 Z -1960mdps

 

mbedにはIKS01A1のサンプルプログラムがあるので、さっそく動かしてみました。

 

mbedのホームページで"IKS01A1"を検索すると「HolloWorld_IKS01A1」が見つかるので、それをインポートしコンパイルします。NUCLEOをUSBケーブルでパソコンとつなぐと外部記憶装置として認識されるので、コンパイルしてできた.binファイルをそこにコピーするだけです。プログラムが実行されるとCOMポートとして認識される(たとえばCOM20)ので、teraTermなどのターミナルソフトをつなぐと、計測結果が表示されます。

 

プログラムは計測結果のうち温度、湿度、気圧以外は生データをそのまま出力しているので、このままでは、たとえば磁気センサーをそのまま方位磁石の代わりにすることはできません。(計算処理が必要)

 

活用としては、これにGPSも加えて、登山などで使える位置・高度・斜度・方位ロガーなどを作ってみるのが楽しそうですね。

 

  

 

 

(JF1VRR)