6CG7 双三極管

投稿日 2015/10/22

6CG7_1.jpg

SYLVANIA 6CG7 垂直発振、水平発振用双三極管

ふたつの三極ユニットの間にシールド板がある

 

 

6CG7はヒータ電圧が異なりますが、8CG7で以前計測しています。

 

参考: 8CG7(6CG7)実測データ(160) Triode Unit 1

 

テレビ受像機の水平偏向発振、垂直偏向発振に使われる球です。今回のSYLVANIAの6CG7には、二つの三極ユニットの間にシールド板があります。以前計測した8CG7にはシールド版は無かったようです。

 

類似球は6FQ7ですが、6FQ7にはシールド板はないようです。

 

このあたりの球は使いやすいということがあってか、オーディオではよく使われるようです。

 

ベースピン配置は9AJです。9AJの球には他に6AQ8、6BC8、6BK7、6BQ7、6BS8、6BX8、6BZ7、6BZ8、6FW8、6JK8、6KN8、6DJ8、6DT8、6ES8、6GM8等があります。ここには6FQ7はありませんが、6FQ7のベースピン配置9LPは、9ピンがシールド板につながているか否かだけが9AJと異なります。つまり9LPにシールド版を追加したのが9AJです。

 

6CG7は最大プレート損失4W、増幅度μは20程度です。

 

今回は、SYLVANIAの6GC7でEp -Ip特性を実測してみました。双三極管ですからユニット1、ユニット2は同特性ですが、それぞれを実測してみました。

 

6CG7 規格

Class./Const. Medium Mu Twin Triode

Outline 6-3

Base 9AJ 1.2P 2.2G 3.2K 4.H 5.H 6.1P 7.1G 8.1K 9.I.S

H.V - 6CG7

Hv 6.3V Ha 0.60A MaxPw 4.0w MaxPv 330V

 

 〇ユニット1

6CG7_2.jpg

6CG7 Unit 1 Ep - Ip特性(実測)

6CG7_3.jpg

6CG7 Unit 1 Eg - Ip特性(実測) 

 

実測:

Hv/Ha  6.3V / 595.0mA

Ecg -2.0V Ep 120V 

Ip 7.70mA

rp 7460Ω

gm 3060us

μ 22.6

 

Ecg --5V Ep 165V 

Ip 5.36mA

rp 8620Ω

gm 2500us

μ 20.2

 

Ecg -8V Ep 200V 

Ip 2.70mA

rp 11900Ω

gm 1760us

μ 19.0

 

 〇ユニット2

6CG7_4.jpg

6CG7 Unit 2 Ep - Ip特性(実測)

6CG7_5.jpg

6CG7 Unit 2 Eg - Ip特性(実測) 

 

実測:

Hv/Ha  6.3V / 595.2mA

Ecg -2.0V Ep 120V 

Ip 7.78mA

rp 7810Ω

gm 2880us

μ 22.8

 

Ecg --5V Ep 165V 

Ip 5.58mA

rp 8770Ω

gm 2440us

μ 20.2

 

Ecg -8V Ep 200V 

Ip 2.93mA

rp 11630Ω

gm 1800us

μ 18.8

 

 

 

 

ご注意

この計測はどのくらい使われたかわからない中古の球で行われています。

 

 

 

6CG7 SYLVANIA No.367

 

 

(JF1VRR)