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GE製の25AV5GT
25AV5GTはテレビ受像機の垂直偏向出力用のビーム管です。
比較的低プレート電圧で使える球ですがバイアス電圧は深く掛ける必要があります。
この球を用いた製作例はあまり見受けられません。やはりバイアス電圧を深くかける必要があるため、使いにくいのでしょうか?
プレート構造は2A3などの構造と似ており、なかなかパワーのありそうな外観です。
今回はGE製の25AV5GTを三結にしてEp - Ip特性を計測してみました。
同じ球で2回計測しました。
μは5付近。内部抵抗が小さく、低電圧で動作する球です。
25AV5GT (343) 三結 Ep - Ip特性(実測）1回目
25AV5GT (343) 三結 Ep - Ip特性(実測）2回目
25AV5GT No.343 GE製 三結
ヒーター電圧/電流 25.0V 315mA
代表値 Ecg -4V Ep 60V Ip 46.2mA
代表値 Ecg -20V Ep 120V Ip 35.0mA
代表値 Ecg -36V Ep 160V Ip 18.0mA
Ecg -4V Ep 60V
rp 600Ω
gm 8300us
μ 5.0
Ecg -20V Ep 120V
rp 840.3Ω
gm 4400us
μ 3.8
Ecg -36V Ep 160V
rp 1420Ω
gm 2380us
μ 3.4
ご注意
この実測データはどのくらい使用されたかわからない中古の真空管で行われています。
25AV5GT GE No.343
(JF1VRR)
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