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モトローラ製 15HB6
MT9の大型管だが発熱が少ない
オーディオ界でのこの球の製作例はあまり見られないようです。
テレビの垂直増幅または映像増幅に使われた球です。
この球は図体のわりにはあまり発熱しません。ヒータ電圧6.3Vで0.75A、ヒータ電圧14.7Vで0.3Aと、割と小食です。９ピンの大型MT管は普通チンチンに熱くなりますが、この球(15HB6)は触っていられるくらいです。
もっと人気があってもよい球だと思っています。
今回はモトローラ製の15HB6を三結にしてEp - Ip特性を実測してみました。
同じ球で二回計測しています。
15HB6 (311) 三結 Ep - Ip特性(実測) 1回目
15HB6 (311) 三結 Ep - Ip特性(実測) 2回目
15HB6 No.311 Motorola製 三結
ヒーター電圧/電流 14.7V 294mA
代表値 Ep 110V Ecg -1V Ip 35.0mA
代表値 Ep 150V Ecg -3V Ip 20.8mA
代表値 Ep 190V Ecg -5V Ip 12.6mA
Ecg -1V Ep 110V
rp 1720Ω
gm 20300us
μ 32.0
Ecg -3V Ep 150V
rp 2280Ω
gm 13440us
μ 27.8
Ecg -5V Ep 190V
rp 3090Ω
gm 9800us
μ 26.2
15HB6 Motorola No.311
(JF1VRR)
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