
写真1 AD9833 DDS MSOP 0.5ピッチ 変換基板に乗せる
それはさておき、
このチップは10ピンのMSOPで、写真にようにピンセットの先ほどの大きさです。
変換基板に取り付けましたが、ピンのピッチは0.5なので、半田付けにはちょっと技術が必要です。
まずチップをゲルタイプの瞬間接着剤で正確な位置に仮止めしておきます。
フラックスをほんのわずか塗って、すべてのピンにわざとまたがるくらい半田を盛ります。
半田吸い取り線で、余分な半田を吸い取って、出来上がり。
慣れれば簡単ですが、最初は数個パーにする覚悟がいります(笑)。
このDDSは、マスタクロック(MCLK)周波数は最高25MHzで、その場合最高発振周波数(ナイキスト周波数)は12.5MHzとなり、分解能は0.1Hzです。
今回は手持ち部品の関係で、20MHzのクリスタルを使用したので、10MHzまでのプログラマブルオシレータとして、実験してみました。この場合の分解能は約0.075Hzです。

アクセスカウンタの設置例
当局自宅のラズベリーパイwebサーバです。
アクセスカウンタはKENT WEBさんのdream counterを使用させていただきました。
Apache2 cgiの設定から実行まで
/etc/apache2/mods-available/mime.conf の以下の行のコメントアウトを外します(#を取る)。
AddHandler cgi-script .cgi
/etc/apache2/sites-available/default を編集して /var/www/ の設定に「 +ExecCGI」を追記する。
Options Indexes FollowSymLinks MultiViews +ExecCGI
Apache を再起動する
sudo /etc/init.d/apache2 restart
ラズベリーパイでのApache2によるwebサーバの運用やIPアドレスの固定、グローバルIPからLAN IPへの変換等についてはネットを検索してください。
perlがインストールされていない場合は、インストールしておきます。
テスト用のcgiスクリプトを作成します。
/usr/lib/cgi-bin/に以下のhelloworld.cgiを作成します。
#!/usr/bin/perl
use strict;
use warnings;
print "Content-Type:text/html\n";
print "\n";
print "Hello World!\n";
http://192.168.xxx.xxx/cgi-bin/helloworld.cgi でアクセスします。
Hello World! と表示すればcgiはOKです。
Apache2 cgi アクセスカウンタを設置する(dream counter)
KENT WEBさんのdream counterをダウンロード
http://www.kent-web.com/count/
*印のcgiは、先頭行を以下のようにperlの実行ファイルの場所を指定しておきます
#!/usr/bin/perl
ディレクトリ構成とパーミッション 詳細はKENT WEBさんを参照
/usr/lib/cgi-bin/dream 755
* check.cgi 705 ディレクトリ構成やカウンタ画像のチェック
* ream.cgi 705 カウンタcgiの本体
* admin.cgi 705 管理者用cgi
init.cgi 604 初期設定用cgi
/usr/lib/cgi-bin/dream/data 707
index.dat 606 カウンタ値が入る
index.html 644
/usr/lib/cgi-bin/dream/gif1 604
0.gif 数字0のイメージファイル 以下同様
1.gif
2.gif
3.gif
4.gif
5.gif
6.gif
7.gif
8.gif
9.gif
a.gif
c.gif
d.gif
p.gif
/usr/lib/cgi-bin/dream/lib
gifcat.pl 755 gifイメージファイルを連結する
magick.pl 604
index.html 604
check.cgiでディレクトリやカウンタイメージをチェックしておきます。
ブラウザで http://192.168.xxx.xxx/cgi-bin/dream/check.cgi
以下のように表示されます OKを確認
Check mode: [ DreamCounter v4.1 ]
文字化けがいやなので英語にしてます。
-
Path of data directory : OK
-
Permission of data directory : OK
-
index.dat Log permission : OK
-
Access restriction on other site:Enable → http://192.168.xxx.xxx/
-
./gif1 : Path of image directory : OK
-
0 : Image OK
-
1 : Image OK
-
2 : Image OK
-
3 : Image OK
-
4 : Image OK
-
5 : Image OK
-
6 : Image OK
-
7 : Image OK
-
8 : Image OK
-
9 : Image OK
-
a : Image OK
-
p : Image OK
-
c : Image OK
-
d : Image OK
-
gifcat.pl test: OK
-
Image connection test → ⓪①②③④⑤⑥⑦⑧⑨
-
Image::Magick test : OK
index.html等のカウンタを表示したい場所に以下を挿入します。
サイズは適当に調整します。
indexはadmin.cgiで追加したindexに合わせます。
ページごとに異なるインデックスにして、異なるカウンタ値を表示することができます。
例えば、あるページはindex、他のページはindex1 ... という具合
ディレクトリdataにindex.dat, index1.datが作られ、カウンタ値が入ります。
<img src="cgi-bin/dream/dream.cgi?id=index" width="100" height="22" border="0">
自宅LAN内でカウンタ表示を確認
http://192.168.xxx.xxx/ でサーバにアクセス-> 設置した場所にカウンタが表示されます。
その他
◎カウンタ数字のイメージは好きなものをダウンロードし、ディレクトリgif2等に入れておき、init.cgiの$cf{gifdir} = './gif1';をgif2に変更します。
◎admin.cgiを実行するとインデックスに追加/削除、カウンタの初期値を設定できる。admin.cgiのパスワードはinit.cgiの$cf{password} = '0123';に設定されている。初期値は0123
デフォルトのままでよければ、init.cgiを変更したり、admin.cgiを使わなくても動きます。
◎init.cgiで設定できる項目(詳細はinit.cgiで)
# 管理パスワード(英数字で指定) 初期値 0123
# 画像連結モジュール 0 : gifcat.pl 1 : Image-Magick 初期値 0
# IPアドレスのチェック (0=no 1=yes) 初期値 0
yesの場合連続したIPアドレスはカウントアップしない
# ログを置くサーバディレクトリ 初期値 ./data
# 他サイトからアクセスを排除する/しない 初期値 排除する
# 画像のあるデフォルトディレクトリ指定【サーバパス】初期値 ./gif1
# 桁数指定の最大値(セキュリティ対策)初期値 12
# 本体CGI【URLパス】初期値 ./dream.cgi
# 管理CGI【URLパス】初期値 ./admin.cgi
# gifcat.plのパス【サーバパス】初期値 ./lib/gifcat.pl
# magick.plのパス【サーバパス】初期値 ./lib/magick.pl'
# 管理画面の最大受理サイズ(バイト)初期値 10240
(JF1VRR)