144MHz 移動用HB9CV

投稿日 2013/12/09

JO7TCX局の記事を見て、作ってみることにしました。

 

144MHzはエレメント長が1m位になり大型ですので、あまりエレメント数は多くできません。その点HB9CVだと少ないエレメントで利得を稼げるので、移動用には最適です。

 

まだ実運用しておらず詳しいレポートはできませんので、今回は製作記として投稿しました。

 

寸法図はJO7TCX局のホームページにあります。

 

使用材料と機構は手持ちのものが使えるように変更しています。

 

エレメント等の接続部に、電気配線で使う圧着端子を使っていますが、この金属(銅+メッキ?)が結構やわらかいのが少し構造的に弱い要素ですが、全体的には十分頑丈にできました。

144M_HB9CV_1.jpg

アンテナの全体像です。
2エレメントのヘアピンマッチHB9CVです。
山岳移動用ですので、カメラ用の三脚にセットして使えるようにしています。

144M_HB9CV_4.jpg

ばらした状態です。

 

同軸をしばりつけたブーム(アルミ角パイプ)
エレメント取付け部(ヘアピンマッチと木板)
エレメント
クロスバー(クロス部で接触しないように絶縁チューブを一方にかぶせる)
ネジ、ナット類

 

部品数はおよそ21個です。

 

材料はホームセンターで手に入ります。
1cm角の角アルミパイプ 1m 1本 @190
3mmφ真鍮棒 1m 3本 @240
M5のボルト、ナット、蝶ナット、ワッシャ、スプリングワッシャ等
圧着端子(M5のボルトが入るもの)
絶縁チューブ 5cmほど 透明ABS丸パイプ 1m 3mmφの棒がちょうど入ります
木板
同軸ケーブル 今回は手持ちの関係で5D-2Vを使用 3D-2Vでもよいかと思います
Mコネクタ またはBNCコネクタ
束線バンド

144M_HB9CV_5.jpg

ばらしたまま、まとめるとこんな感じになります。
この状態から現地で組み立てるには10分くらいかかるかと思います。
ほとんど組み立てておいて、エレメントだけ寝かせてブームと並行にしておけば、現地では三脚への取付けとエレメントを立てる作業だけですので2,3分で完成します。

144M_HB9CV_6.jpg

まずカメラ用三脚にブームを取り付けます。

144M_HB9CV_7.jpg

ヘアピンマッチ部をブームに取付け、同軸を接続します。

144M_HB9CV_8.jpg

クロスバーを取り付け、ナットで強く固定します。
この状態で構造的に頑丈になります。

144M_HB9CV_10.jpg

エレメントを取り付けます。
これで完成です。

144M_HB9CV_9.jpg

接続部はこんな感じでねじ止めしています。
エレメント以外はナットで強く締め付けています。
エレメントは蝶ナットで取り付けていますので角度調整等が簡単です。

144M_HB9CV_11.jpg

きっちりと寸法図通りに作るのは難しいです。
ヘアピンマッチの曲げ方や、クロスバーの寸法など。
厳密にはミリ単位で誤差があります。

 

結構ラフに作ったのでSWRが高いかと思っていましたら、最初から1.5以内に収まっていたので、
微調整で追い込みました。

 

調整は各エレメントのカットで行いましたが、ちょっと切りすぎたようで、高い方ほど低くなってしまいました。

 

SWR1を測定し、一度ばらして再度組み立ててSWR2を測定してみました。
この程度の再現性はあるようです。
後日、真鍮棒を購入して、改めて追い込んでみるつもりです。

 

非常にコンパクトで頑丈に作れました。
これを持って近くの山でQSOパーティーに出てみたいと思います。



 

(JF1VRR)