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赤雪山 移動運用とアンテナビームパターンの計測

投稿日 2013/05/26

2013年5月25日 曇り

 

前橋市のJH1EZR局をお誘いして、栃木県足利市の赤雪山 標高621mで移動運用を行いました。

 

430MHz FM 5W 使用リグ DJ-S57

 

アンテナはそれぞれ自作を持参

 

JH1EZR 自作3エレ
JR3QZS/1 自作6エレ

20130525_赤雪山移動3.jpg

足利市奥の松田川ダム湖畔に車を置き、尾根ルートを赤雪山に向かいました。

 

約1時間で山頂に到着。

 

山頂には東屋があり、雨や日差しがしのげます。

 

この日は曇りで日差しもなく、無風であったため、山頂にあるベンチで運用しました。

20130525_赤雪山移動2.jpg

赤雪山の山頂は南に関東平野が開けており、絶好のロケーションです。

 

土曜日でも、朝10時ごろはモービル局等の交信が盛んで、432から434MHzまでのチャンネルは、
ことごとく使用中で、まったく隙間がないくらいです。

 

ようやく見つけた空きチャンネルも、弱いものの混信がありました。

 

このことからもロケーションのよさが予感できました。

 

今回の移動運用は、JH1EZR局の自作3エレビームのデビューが目的です。

 

導波、反射エレメントはなんとアルミのLアングル。

 

給電エレメントとマッチングは、これまた驚きの同軸ケーブルの網線をつぶしたものをプラスチックの配線カバーに取り付けたもの。

 

一見、大丈夫かな? という作りです。

20130525_赤雪山移動1.jpg

交信局数はふたりで20局弱ですが、ほとんどの局は強力とのレポートです。

 

サイドのきれもまずまず。

 

気をよくして下山の後、ダム湖畔にあるキャンプ場でビームパターンを計測しました。

 

簡易電界強度計はFCZ 125Cです。

 

アンテナから20mほど離れて計測しました。

 

JH1EZR局の3エレは水平偏波で、JR3QZSの6エレは垂直偏波で計測しました。

 

非常にいい加減な計測ですが、まずまず思っていた通りのビームパターンが記録できました。

 

JH1EZR局の3エレは、上述のような構造ながら移動運用には最適と言えるような特性。

 

JR3QZSの6エレは、バックへの放射がほとんどなく、まずまずと言えそうです。

 

この結果に大満足。

 

より便利で特性のよいアンテナを作ろうと、奮起するふたりでした......

 

JH1EZR局、お疲れさまでした。



 

関連記事:
430MHz移動用6エレ八木アンテナの製作




 

(JR3QZS)

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