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複三極五極管 6AF11

投稿日 2012/06/08

Dissimilar Double Triode Pentode の三極部の特性を実測してみました。

 

6AF11は二つの3極部と1つの五極部をもつ12ピン コンパクトロンです。

6AF11_1.jpg

写真1 6AF11 SYLVANIA

 

この球は、三極部をドライブ段、五極部をパワーアンプとしてオーディオアンプに使用されたり、1球ラジオに使用されることがあります。

 

双三極とせずに複三極と表記したのは、二つの三極部は特性が異なるからです。ユニット1がHigh-Mu、ユニット2がMedium-Muとなっています。

 

今回はSYLVANIA製を使用しました。ピン配置は写真2のようにGEピン配置図でいうと12DPです。

6AF11_2.jpg

写真2 12ピンコンパクトロン 6AF12 ピン配置図 GE 12DP
中央の三極部がユニット1

 

実測結果は、あまりスペック通りとは言えません。おそらく約30年ぶりに目覚めたからかもしれません。

 

もう少しエージングするか、ほかの球でも実測してみる予定です。

6AF11_3.jpg

写真2 12ピンコンパクトロン 6AF12 ピン配置図 GE 12DP
中央の三極部がユニット1

 

実測結果は、あまりスペック通りとは言えません。おそらく約30年ぶりに目覚めたからかもしれません。

 

もう少しエージングするか、ほかの球でも実測してみる予定です。

6AF11_4.jpg

写真4 三極部 ユニット2 EP-IP特性

 

三定数実測値(250V -2.0V)

 

gm(ms) 9.8
μ 22.7
rp(Ω) 3774





 

(JF1VRR)

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