なつかしいリグ TS-511X

投稿日 2011/09/13

このリグは、高校生のときに親に買ってもらったリグです。というか、父も免許をもっていたので、共同で使用していたリグです。

 

改造を行わずに大事に使ってきました。今でも現役です。

TS511X_1.jpg

TS511X フロント

 

このリグの素晴らしさは受信性能。

 

私の所有するリグの中で、ダントツ一位です。

 

定量的なことは言えませんが、

 

ソリッドステートのリグは、程度の差こそあれ、強力な局が出ていると、バンド内がガサガサ、モガモガ耳障りで落ち着きません。(最近のお高いリグはわかりませんが)

 

しかし、真空管のこのリグ(正確にはトランジスタとのハイブリッド)は、静かなもの。6BZ6によるRFアンプは優秀で、そのクリアな受信性能は特筆に値します。ダイヤルをその局に近づけるまで、存在すら感じさせません。また、最近のリグは内部ノイズが多く、信号がノイズの上に乗っているという感じですが、TS-511の場合は無信号時のノイズが少なく、非常に静かです。信号が入感するとクリアに浮かび上がります。

 

このような真空管のリグはけっして手放せません。

TS511X_2.jpg

トップビュー 内部はゆったりしている

TS511X_3.jpg

ボトムビュー 

 

このあと、真空管はドライブとファイナルのみを残して、他の回路はすべてソリッドステート化されてしまいます。

 

回路はオーソドックスなダブルスーパーヘテロダインで、周波数構成はTS-520と同じです。TS-520はTS-511をモデルに、ドライブとファイナル以外をソリッドステート化したという感じです。

TS511X_4.jpg

ファイナルボックス

 

ファイナルはS2001です。ファイナルボックスは天井が密閉式で、100W(S2001 2本)にすると辛そうです。オリジナルファンも強力なものではありません。

 

25KHzのマーカー、VOXは標準装備です。メインダイヤルが一回転25KHzなので、なれるまで使いにくいかも知れません。

 

このリグは車載は意識されていません(DC-DCコンバータは付けられない)

 

補助機能はほとんどありませんが、このような真空管のリグを一台は手元に置いておきたいものです。



 

(JF1VRR)