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6バンドGPアンテナ CP-6(CP6)を上げる

投稿日 2011/09/03

ダイヤモンドのCP-6(CP6)を上げました。

 

昨年オークションで安く購入したもので、昨年末に上げようと思っていたものが今になってしまいました。

 

このアンテナは短縮型のGPで、3.5, 7, 14, 21, 28, 50MHzの計6バンドに出られます。

 

コイル付きの短縮されたラジアルが6本(各バンドに1本)と途中のチャパシターハットが特徴的です。
昔のGPのように、針金を四方に張り巡らす必要はありません。hi

 

メーカサイトの情報によると、

 

●全長:4.6m●ラジアル長:1.8m●重量:4.9kg
●耐入力:200W(SSB)●インピーダンス:50Ω●VSWR:1.5以下
●耐風速:40m/sec.●適合マスト径(mm):φ30〜φ62●接栓:M-J
●形式:6バンドGP、ラジアル一方向集中可能、自立型
●空中線型式:中間部負荷型

 

取扱説明書も公開されています。

 

シャックがある平屋の離れの屋根に設置しました。

 

固定した屋根馬にステーなしで自立させました。

 

屋根のグシから約2mの足場パイプで持ち上げています。

 

給電点は地面から約10mです。

 

近くに二階建ての母屋がありますが、約20m離れています。

 

高さ20mのタワーが離れの一角にありますが、CP-6からは約10m離れています。

 

隣家などは十分離れています。

CP6.jpg

CP-6 28MHzのラジアルは外してある

 

とくに設置上問題となる障害物はないので、まずはラジアル寸法を取扱い説明書にある寸法にして設置しました。

 

取扱説明書ではSWR最低点が標準寸法でバンド中央になるとのことです。

 

実際のSWRをグラフに示します。(各バンドの①のグラフ)

CP6_SWR.jpg

当局はCWがメインですので、最低点を好みの周波数にもってくるため、ラジアルの寸法を変更し、再度測定しました。(各バンドの②のグラフ)

 

その結果、ほぼ思惑通りの変化をしていますが、21MHzはあまり動かなかったので、さらに下げる必要がありそうです。。

 

ただし、28MHzは異常な値を示しました。ラジアルの故障の可能性がるので、とりあえずはずしてあります。

 

50MHzは最低点がよく分かりませんが、1.5前後なのでしばらくこのまま使ってみます。

 

高さ20mの21MHz 4エレ八木と比べてS 2から3低いようです。その差は歴然としています。
ノイズレベルは多少上がるような感じですが、気になるほどではありませんでした。


 

9月1日の夜にLX/PA7FM ルクセンブルクが聞こえていたのでコールすると、一発でとってくれました。

 

相手は549でした。

 

さらなる調整結果と使用感は後日レポートします。

 

関連記事: 6バンドGPアンテナ CP-6を上げる その2




 

(JF1VRR)

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