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ロシア製双三極管 6N1P


 

ロシア製の双三極管 6N1Pを入手したので、特性を実測してみました。

 

入手した6N1Pはバルク品でメーカは不明です。

 

外観は12AU7のようにちょっと横幅があり太め。ピン配置は6DJ8など多くの双三極管と同じ(GEのベース ピン配置図で言うと9AJ)です。

 

カソードが太く、ヒータを点火すると赤々と灯ります。

 

球ファンを意識してか、プレートの両サイドが解放になっており、グリッドとカソードが丸見えです。

 

棒状に赤々と灯る6N1Pは、インテリアに最適です。

 

ヒータは6.3Vですが、2つの三極ユニットのヒータが並列に接続されています。(6DJ8は直列)

 

ヒータ電流は6DJ8が0.365Aに対して、6N1Pは大食いで0.6A以上流れます。

 

ヒータ電流特性

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6N1P 
ヒータ電流特性 初期電流は863mA 11秒後648mA


 

ゲッターはきれいに飛んでいます。

 

ユニット間にシールド板あります。


 

Ep-Ip特性

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6N1P Triode Unit1 Ep-Ip

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6N1P Triode Unit2 Ep-Ip

 

  Eg  Ep    Unit1  Unit2

-1V 90V  4.06mA 4.34mA
-2V 120V  3.11mA 3.09mA
-3V 150V  2.52mA 2.35mA
-4V 200V  3.60mA 3.21mA

 

両ユニットの特性の揃いはよいほうだと思います。


 

三定数(Unit1)実測値

 

Eg -1.3V Ep 90Vのとき
gm(ms) 4.4
μ   41.7
rp(Ω) 10753

 

Eg -4.5V Ep 250Vのとき
gm(ms) 4.9
μ   45.5
rp(Ω) 9709





 

(JF1VRR)