6AW8A WESTINGHOUSE

 

6AW8Aは検波、増幅用三極五極管です。今回計測した三極部は高増幅率(μ=70)でテレビの映像検波、同期分離などに用いられます。この三極部は6AV6に近いと言われています。オーディオアンプでもときおり使用例が見られます。

 

6AW8Aは高さ67mmの大きいサイズのMT管で、三極部も大きく見えますが、プレート損失は1Wしかありません。12BH7Aのプレート損失は3.5W/UNITです。バイアスも6AW8Aは-2V程度の浅いバイアスで使用しますが、12BH7Aは-10.5Vです。


 

規格値と実測の三定数を以下に記載します。(Ep 200V Eg -2.0Vにおいて)

 

   規格値  実測値
rp  17500Ω  18797Ω
gm   4.0mS   3.5mS
μ   70    62.5

 

Ep 200V、PL 50KΩ、バイアス-2V、入力信号電圧0.5V(1.0Vpp)で、高調波歪率が1.81%でした。

6AW8A_129.jpg
SIM_6AW8A_129.jpg

備考:
手持ち真空管の固体実測データですので、参考程度としてください。
三定数は規格表の参考値となるべく同じ条件で測定していますが、あまり精度は望めません。
高調波歪率は特定条件における負荷線を6次多項式で近似して計算したものです。

 

参考文献:
1962 ナショナル真空管ハンドブック
実用真空管ハンドブック
GE Essential Characteristics (1973)



 

(JF1VRR)