「GP-IBインターフェースの使い方」

投稿日 2010/06/16

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日刊工業新聞社 松野壽夫著 「GP-IBインターフェースの使い方」


 

GPIB(GP-IB)に関連する図書は、本屋では見られなくなりました。つまり全て絶版となっているようです。

 

この「GP-IBインターフェースの使い方」も古本で入手しました。

 

GPIBはしばらく前の測定器やプロッタなどの機器の制御用インターフェース・バスとして、標準装備されているものが多く見られます。

 

アマチュアが測定器など高価な機器を入手する場合、オークションやレンタルの放出品などを目当てに入手することになりますが、入手できる一昔前のモデルでは、このGPIBが制御用インターフェースとして主流となっています。

 

つまり、アマチュアが入手する中古測定器を扱うには、GPIBは不可欠となります。

 

新しいモデルでは、おそらくUSBなどのインターフェースに取って代わるものと思われます。

 

さて、GPIBで機器をコントロールするだけなら、GPIBのバス仕様などを細かく知らなくても使えます。

 

easyGPIBのようなフリーソフトを使用すれば、簡単にシステムを構築できます。

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TMS9914をベースにその使い方を解説している



 

ところで、いろいろやっていると、自作の機器もGPIBで制御できればと考えます。この場合GPIBの信号タイミングや、GPIBコントローラのスペックを詳細に知らなければなりません。

 

たとえば、DC電源などの出力電圧などを、PCからGPIBでコントロールしたいような場合、つまりGPIBで言うところの「リスナ」を作るわけですが、その方法としては二つあると思います。

 

1. PICなどのマイクロコンピュータで、GPIBのタイミングをエミュレートし、簡易的なGPIBリスナを作る。

 

2. GPIBコントローラ・チップを入手し、PICなどでコントロールしてリスナを作る。

 

1.場合、複数のメーカ製機器がつながっている環境で、悪影響を与えずにうまく動くかどうかが心配です。PCと自作機器が一対一であればあまり問題はないとは思いますが。

 

2.の場合、GPIBコントローラ・チップの入手が問題です。たまにオークションで見かけますが、NIのNAT7210やNECのμPD7210, TMS9914などのチップは、単体ではあまり見かけなくなりました。

 

このため入手方法としては、苦肉の策ですが、PC用GPIBコントローラの古いもの、たとえばISAバス用などのボードから抜き取ることが考えられます。この方法だと、GPIBバスレシーバなどのTTLも同時に入手できます。

 

タイトルの「GP-IBインターフェースの使い方」は、数少ないGPIBの解説書で、TMS9914をベースにその使い方が書かれている貴重な本です。NAT7210も9914モードをエミュレートできるので、役立つと思います。おそらくTMS9914やNAT7210の英文スペック・シートを読んで、すぐに使い方が理解できる人はそう多くないでしょう。

 

幸い、NAT7210を保有しているので、この本を活用して、PICでコントロールするリスナを作ってみたいと思っています。おいおい状況を投稿する予定です。



 

(JF1VRR)

コメント(4)

  • はじめまして、コピー大と送料を負担しますので、コピーしていただけないでしょうか、、、、こちら 東京都です。

    hap*y_*ife*1*3jp ] 2013/5/4(土) 午後 10:15

  • hap*y_*ife*1*3jpさん お貸しますよ。必要なところだけコピーして返送してください。「内緒」(右のボタン))でコメントを入れて、送り先、お名前を教えてください。1か月くらいお貸しします。(JF1VRR) 2013/5/5(日) 午前 7:27

  • hap*y_*ife*1*3jpさん 了解しました。2013/5/5(日) 午後 0:50

  • hap*y_*ife*1*3jpさん、GPIBコントローラの7210や9914のスペックはかなり難解なので、お使いの場合はその本がお役にたつと思います。(JF1VRR) 2013/5/11(土) 午前 11:31