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笹穴沢源頭部 小さな赤い屋根は平標小屋

 

1985年(昭和60年) 9月8日 2名
古い記録ですので、最新の情報を入手して入山してください。

 

7日の夕刻、川古温泉に着く。この温泉は湯治用の温泉であり、混浴で、湯が人肌ほどにぬるい。法師温泉同様、風呂の底には石が敷いてあり、そこから直接湯が沸いている。一泊8,200円だったが、岩魚のサシミが食べられたのには満足だ。

 

翌朝雨の上がった中を歩き出す。5時12分発。笹穴沢の出合い7時着。宿で作ってもらったおにぎりを食べ、遡行にかかる。すぐに6mくらいの直登できない滝が現れる。右に入り、しばらく藪の中に続く道を行く。10分くらい歩いただろうか。やっと河原に下りる。昔エビス大黒の頭に登る道があったというから、もしかしたら、さっきの道はそれかも知れない。河原状をしばらく歩くと、滝が現れやがて仙ノ倉の山頂が見えてくる。山頂付近をゆく人影が光っていた。

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 笹穴沢下流部の滝にて 約4m

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笹穴沢下流部の滝にて 約4m

 

クロガネの岩峰はその名のとおり、梵鐘の形をしている。この岩峰の左に枝沢が入っている。ここで本流は右に曲がっており、いくつかの大きなナメ状の滝がかかっている。白い岩で気持ちがよい。直登もしくは左右の草付きを巻きながら楽しく登る。ただし高巻きは少し高度があり危ないので注意が必要。

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クロガネの岩峰 梵鐘のように見える

 

やがて、どこまで続くかわからないように長く見える120mのナメにとりかかる。その上のスラブの通過にはかなり時間がかかった。

中間部の断層状

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 120mのナメを快適に登る

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120mナメの上に出る 源頭は近い

 

熊笹が目立つようになるが、水流はわりとある。さらに滝がいくつかかかり、小さな二俣を右に入り、登っていくとやがて水流は消える。草原状の急登で平標と仙ノ倉の間の稜線に出る。

大スラブの頭より ススケ沢D沢奥壁とD沢(深い切れ込み)

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源頭部 稜線に出る直前まで水が流れている

 

この後平標山頂から松手山方面に下山した。 計10時間(遡行のみ 5時間40分)

 

参考資料:「関東周辺の沢」 白山書房
     「漂泊の山旅」佐藤 節著 新ハイキング社
     日本登山大系「谷川岳・奥利根」白水社

 

笹穴沢出合いの少し上(ユウノ窪の出会い近く)にテントサイトがある。ただし一張り分
途中で遡行を中止する場合は、平標山荘に直接導かれる枝沢があるらしい。

 

(熊五郎)

 

コメント(1)

  • 初めまして!遊びに来ました!良かったら私のブログに来てくださいね!これから、ちょこちょこ遊びにきます!よろしくです<m(__)m> ggaimfinger ] 2009/7/27(月) 午後 6:48